ファミコンミニ 謎の村雨城
ファミコンディスクシステムの初期作品である、
剣劇アクションゲーム。
同じディスクシステム作品の「ゼルダ」や「メトロイド」とは異なり、
続編が製作されたことが無い、知名度、人気共に地味な存在。
今回20年ぶりにプレイしたが、相変わらずの難しさを実感。
敵キャラは8方向を縦横無尽に移動&攻撃を仕掛けてくる。
それに対し主人公は4方向にしか制御出来ず、
狙いを定めての攻撃や、敵からの避け動作をし難い。
おまけに遠距離攻撃用の武器が弾数制限付きなので、
素早い複数の敵を捌けずに囲まれ、ピンチになることが多々ある。
このゲームは、反射神経だけでは対処が出来ない代物。
敵の出現場所等の攻略を人海戦術方式で学習するタイプのゲームなので、
根気のある方にオススメしたい。
BGMは名曲。
ファミコン 20th アニバーサリーアレンジ サウンドトラックス
ファミコンの、ディスクシステム初期あたりまでの任天堂の名作をベースに、
九者九様のアレンジを施したものです。
どれも、テクノ/フュージョン系の1つの曲としては良い曲です。
しかし、原曲の曲調をファミコン音源の制限なしに拡張した、
という「イース」のような方向性とは違う“アレンジ”なので、
原曲のノリを求める型は同シリーズのオリジナル版をお勧めします。
もちろん原曲は想起できるので、
そういう意味でのイージーリスニング系の魅力が堪能できるCDとしては
買って損はないと思います。
何を期待するかによって評価が別れるCDだと思います。