劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 ディレクターズ・カット版(初回限定生産) [DVD]
一言で言えば、歌舞鬼。
従来のライダー劇場版と同様
TV本編からは想像すらできない方向へ進む
ぶっ飛び感が売りで、見てる方も意外と心地良かった。
時代劇のエッセンスも違和感なく
シナリオと上手く絡められていました。
特典の“歌舞鬼”のソフビ人形は
実に良く出来ていて、通常版より値が張りましたが
『D・C限定版』を選んで良かったと思いました。
仮面ライダー響鬼テーマソング「少年よ」
本編のドラマは終わってもこの曲の良さは聴けば聴く程実感します。
布施明さんの見事な歌唱力に載せて歌われる歌詞。本当に心に染みてきます。
「旅に出る」=「社会人として歩み始める事」、
「雨も降る、顔を上げて」=「幾多の困難が有っても逃げずに真正面から進んで行け」
そう自分では解釈しています。
まだ小さい子供がいるのですが、この歌詞が判る人間に育って欲しいと願うばかりです。
あと、「晴れれた日に」ではなく一月第二日曜日の「晴れの門出の式」に出席を
予定している「少年達」にもこの歌詞の意味を理解していて欲しいものです。
そうすれば酒を呑んで暴れてニュースに出てくる魔化魍達は現れ無いのでは?
あと「輝」ももちろん素晴らしいです。
曲全編でビートを弾き出しているのは火炎鼓・・・ではなく勿論和太鼓です。
出来るだけ良い音響環境で出来るだけ大きな音でじっくり聴いてください。
まさに心まで響いてきますよ。
仮面ライダー響鬼 VOL.1 [DVD]
今までの平成ライダーとは一線を画した『響鬼』。
放送開始当初は
「太鼓で戦うヒーローってどうよ?」とか
「バイクに乗らないライダーって……」とか
「面がライダーじゃねぇ」とか
さんざん文句をたれたものですが、
いざ見てみると、その魅力的なキャラとストーリー、
そして布施明氏の唄う素敵なEDテーマにどんどん引き込まれていきました。
ですが、前作『剣』のダイジェストの例もあり、このダイジェスト版DVDには正直あまり期待してません。
まぁ、コンセプトが『子供向け』みたいなので仕方ないんでしょうけどね。
実際本編はお子様たちをぶっちぎりで100mほど引き離してる訳なので。
仮面ライダーは子供たちのものでもある訳ですから、
子供が楽しめる内容に編集するのはまぁ必然かなと。
子供と一緒に楽しみたい方向け。
それ以外の方々は、素直に夏にリリースされる本編DVDを待つのが吉かと思います。
「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか
これは考えられがちな暴露本などではなく、とても著者の誠実であろうという姿勢を感じた。
「響鬼」という名前、太鼓を叩いて敵を倒すという発想・・・それら番組の画期的だった部分が著者によるものであるということ、そして太鼓を実際に習うなど、損得抜きで文字通り全身で企画に取り組んだ著者の姿勢(かつて「巨人の星」の担当編集者が川崎のぼる相手に実際にフォークボールを投げてみせたという逸話を想起)には感銘を受けた。
現行作品もむろん魅力的だが企画段階のいろんな方向性としての「こうであったら」と思う瞬間が本の中にいくつもあり、興奮した。とかく論議の対象となりがちだった響鬼の展開だが答えはひとつと決めてかかるのではなく、いろんな可能性を示唆してくれる本。
その著者である片岡力さんをゲストに迎えたネットラジオをUPしました。
本の成立の経緯、響鬼という番組についてなど、熱いトークになっています。
ひとつの企画が成立するまでの経緯をここまで時系列を追って克明に書いた本は他にないと思います!
キリミヤシネマラジオ
〜切通理作と宮川ひろみの映画館〜
http://www.voiceblog.jp/miyagawa/
※上記のネットラジオはスポンサー抜きのまったくの非営利ですので商業行為の宣伝にはあたらないと考えております。この著者と純粋に話したいと思ってのボイス収録だったことをご理解くだされば幸いです。
オリジナルサウンドトラックアルバム 仮面ライダー響鬼 音劇盤
………参りました。さっきから長いことヘビーローテーションというか、延々リピートで聴いておるのですが、まったく飽きが来ません。全体に打楽器主体のサウンド、ということで、斬新でありつつ、サントラとして王道・正統派でもあるこの音劇盤(第1弾……でしょうな)。構成の巧みさも相まってか、聴いていると、心の奥の深ーいところで癒される想いがするのと同時に、明日への活力のようなものも、この胸の奥底から、ふつふつとわいて来るような気がします。毎週のオンエア(まれにお休みあり)を楽しみにしている方々(含むオレ)のみならず、広くおすすめできる素晴らしいアルバムに仕上がっております(録音も優秀。ライナーに参加ミュージシャンのクレジットがないのは残念。もちろん、CCCDではありません)。そして、まだまだ未収録の楽曲はあり、番組の方では新しい楽曲も続々と登場しておりますので、その辺は今後のリリースへと、大いに期待をさせていただきたいところであります。