源氏物語 [DVD]
当時、子供ではなかったのに、こんだけ色気あるとわからなかった。今、ジュリーとともに年取ったけど、
この色気を今ようやくわかり、ジュリー、すごい、すごい人だというのが感想です。年取って、わかることが多い。
そしてこれだけちゃんとしたドラマを作れる作れた、時代、役者の方、素晴らしい時があった。
いい時代があったと、その時代に生きれたのだという喜びをジュリーにもらい続けています。
、
源氏物語 (英文・末松謙澄 訳版)
Arthur waleyのGENJI英訳である完全な作品を求める場合、6つのpartの本を求める必要がある。
part one The tale of Genji
part two The sacred tree
part three A wreathe of cloud
part foure Blue trousers
part five The lady of the boat
part six The bridge of dreams
源氏物語 浮舟 [VHS]
当時の社会状況からあらすじは原作と変更され、主人公薫は純潔を守り通す貴公子に仕立てられ、見下げている故にすぐに関係を結んだはずの浮舟は愛人扱いではないし、なんと浮舟との愛を高めるために官位を返上し女二宮の降嫁も断っている。原作とは別物と思って観ればいいと思う。お歯黒白塗りで平安の雰囲気をかもし出していて女優陣も皆美しい。
源氏物語(2巻組・英文・サイデンステッカー訳)―The Tale of Genji
翻訳は原文に忠実であるべきですが、逐語的に忠実でありさえすれば事足りるわけではありません。源氏物語を英訳するに当たり、サイデンステッカーは、うわべの忠実にとらわれることなく自由に訳しました。その結果、自然な英文に仕上がり、非常に読みやすい。その書き出しをウェイリーの訳と比べてみましょう。
(サイデンステッカー訳)
In a certain reign there was a lady not of the first rank whom the emperor loved more than any of the others.
(ウェイリー訳)
At the Court of an Emperor (he lived it matters not when) there was among the many gentlewomen of the Wardrobe and Chamber one, who though she was not of very high rank was favoured far beyond all the rest;...
ウェイリー訳は、逐語的正確性という翻訳の基本に則した古典的名訳ですが、英文としてすらすら読めるという点では、サイデンステッカー訳は出色の出来栄えだと思います。