財津和夫ワークス~40周年を記念して~
やはり選曲は☆3個が限度かと思います。14曲目〜18曲目は1990年以降の作品。このあたりは私にとっては空白期であり馴染みがありません。これなら70年代〜80年代の楽曲だけに凝縮したほうが良かったような気がします。選曲は不満ですが点数つければ50〜60点前後くらいが妥当ではないでしょうか。 (8月21日追記)ここに収録されている『夢中さ君に(cw曲/心の旅)』『Wake Up』『一枚の絵』を最新ベストアルバム『TULIP 40』に追加編集すれば、ソロ作品を含む初期チューリップのオリジナル・ベストが出来上がります。あくまで我流で完全とは言えませんが・・・(笑)
財津和夫の曲たちI 〜究極!財津和夫の名曲ここに集結!! ソロベスト〜
財津和夫のソロのベストアルバムの1(2もある。こちらは、他のアーティストへ提供した曲)。
今回このアルバムを聞いた理由は、このアルバムに収録されている「切手のないおくりもの」を聞きたかったから。YouTubeなどには、みんなのうた(?だったと思うけど)のときの本人が出演している映像がアップされているけれど、やはりiPodで聞くには、映像よりも音だけで良いと考えて、CD音源になっているものを探した。このCDに収録されているのは、みんなの歌のと同じバージョンだが、もう一枚のベストアルバムの方にも収録されているようなので、そちらの(おそらくは別バージョンの)方も聞いてみたい。
アルバム全体の印象としては、正直ほとんどの曲を知らなかった。知っていたのは、チューリップのときの「心の旅」や「サボテンの花」、「WAKE UP」、或いはセルフカバーの「あいたい」くらいで、他はほぼ知らない曲だった。本来の目的である「切手のないおくりもの」を聞けたので、当初の目的は達しているわけだが、もう一枚のアルバムの方が知っている曲が多いということを考えると、ちょっと損した気分もある。そちらも機会を見て聞いてみたいと思う。
ベスト・アルバム
ベストでどの曲もすばらしいが、大ヒット曲は収録されていない。ついでにどうかと思うが。1の償いの日々と6の今だからはデュエットしている。今だからはスローバージョン収録。サボテンの花もアレンジが違う。青春の影はオリジナルよりもダイナミックだ。全体的にミドルテンポの曲が多い。しかし、楽曲はすばらしい。メロディーメーカー財津の実績を知る上では最適。
Live Act Tulip’97 Tulip Magical History Tour [DVD]
懐かしきチューリップのライブDVD。再結成ということで、久しぶりに彼らのライブを見に行ったのですが、コンサートで演奏された曲はかつての名曲ばかりで大変感動しました。このDVDに収録されている曲も名曲ばかりで、あの独特の心地よいチューリップサウンドが堪能できます。特にライブで「あいつが去った日」を聞いたのは、初期(70年代前半)のチューリップのコンサート以来なので思わず涙しました。青春の影や魔法の黄色い靴ももちろん最高でした。名曲はどんなに時を経ても心に残っているものなんですね。もうコンサートに足を運ぶのはちょっと・・・といわれる方は是非、このDVDで今なお健在のチューリップをお楽しみください。