25th Anniversary Toshinobu Kubota Concert Tour 2012 "Party ain't A Party!" [DVD]
このライブに行きましたが、歌がほんと上手くて心に響きました。
念願のDVD発売で即買いしました!!
ファンだから当然ですが、何度見ても見入って聴き入りますよ♪
お勧めです(^_-)-☆
THE BADDEST~Hit Parade~(初回生産限定盤)(DVD付)
中学生の頃からのファンで、(今30代の後半です)知らない曲は1つもないのに購入。
リマスターが凄すぎる。
びっくりしました。約25年の時間を、一気に今へ持ってきた感じです。全く古さを感じさせない!
「次の曲は何だ? …次は何だ? …」と、ぶっ続けで聴きました。
昔の思い出を甦らせながら。
しかし、本当に25年も経ったのか??? 時が過ぎるのは早いもんだ。
これは本当に素晴らしいアルバムです。まさにヒットパレード。
日本のリズム&ブルースの草分けと言える彼の天才的なボーカル。そして新しい領域でも、その声は響き渡っています。
「自分の持ってる曲と被ってるじゃん」と、躊躇している方、買いです。
ワタシもほぼ全ての彼のCDを持っています。しかしこれは別格です。
超おすすめ。
25th Anniversary Toshinobu Kubota Concert Tour 2012 "Party ain't A Party!"(初回生産限定版)(Blu-ray Disc)
最終日ではなくて、前半の比較的喉の調子が良い時のLiveを収録すればいいのにって思いました。
高音部分がこもりがちだったり、伸ばす部分をごまかしたりする所が結構気になってしまった。
セットリストは新旧ファンが楽しめる内容になっていて大満足。
2枚目の「Behind〜」は、海外のホームビデオでも見せられているような気分にさせられます。私もあのパーティーに参加したい!久保田の隣に座りたい!!w
THE BADDEST~Hit Parade~
声の明るさを誇り、息のコントロールを自在に操る久保田利伸。それだけじゃなく、ヴォーカルにおける“グルーヴ”という抽象的なものを誰よりはっきり明示でき、こういう歌い手は久保田の右に出る者はいないですよね。
今作はせっかく巨匠テッド・ジャンセンによりリマスターされていますので、音の微細な点へ耳を傾けるのがよいかと思います。例えば若い頃の声と最近の声それぞれの良さを、聴き比べられる作品です。特に最近の琥珀色になった声、その艶に若い頃からの成熟の在り方をみれます。「渋み」という成熟の在り方もよくあり、久保田氏のそれにも感じられますが、むしろ滑らかな琥珀色の「輝き」が久保田氏の成熟には多く感じられないでしょうか。
でも、大ベテランなのにこれだけ安定している歌だと、もう歌声に必要以上に迫らなくてもいいんじゃないかとすら思わされ、むしろ編曲の変遷の方へ興味がゆきました。例えば2「流星のサドル」って武部聡志だったんだ、とユーミンや一青窈など正統派なアレンジが印象的な武部氏の意外なクールさに驚きました。
一方、Disc1で目立つのは名バラード4「Missing」を編曲した杉山卓夫。私は3「北風と太陽」の爽やかさが大好きです。R&BとAORのよいところ両方兼ね備えています。更に杉山氏はMOTHER EARTH(久保田のバックバンド)と共に作り出すサウンドのかっこよさもいいですね。例えば6「You were mine」のファンキーなフュージョンはたまりません。しなやかに加速して夜の妖艶さと熱を伝える編曲は久保田利伸というヴォーカルのもとで、たいへんクールな成立をみていますよね。因みに5「TIMEシャワーに射たれて」編曲のAnother StarはMOTHER EARTHの前身です。ちなみにライヴでは「You were mine」からStevie Wonder「Another Star」への流れがあるそうです。
Rod Antoonという名前も注目どころ。70年代アメリカのファンクグループ“Cameo”で活躍した人で、高中正義や初期SING LIKE TALKINGを手掛けたフュージョン〜AORで有名な人です。ソウル・ファンク・ジャズを絶妙に洗練させる手腕は10「Love Reborn」、11「Indigo Waltz」のおしゃれな世界に発揮されています。13「Dance If You Want It」のようなテイストは初期SING LIKE TALKINGにも通じますね。
16「雨音」ってJeff Bovaだったんですね。彼はマイケルやクラプトン、ビリー・ジョエルらと名作を作り上げてきたマルチ・プロデューサーにてグラミー受賞者。日本では天才・矢野顕子の『GO GIRL』が有名ですね。「雨音」はそのシンセが生みだす裏拍のグルーヴが印象的ですが、ビートに拘りを見せるJeff Bovaならではかと思います。
Disc2ほぼ全てを担う柿崎洋一郎は、MOTHER EARTHのメンバーでした。現在は久保田利伸のツアーでも欠かせないキーボディスト。このサウンドはもはや久保田利伸のR&Bを語る上で欠かせない色彩や抒情だと思います。本格的なソウルやファンクの真ん中を行き、久保田利伸だけの個性の濃さを十分発色させながらも、ポップスとして洗練させる手腕は抜群で、そのバランスセンスは実に絶妙ですよね。曲が進むにつれ柿崎氏がどんどんディープなアレンジを施してゆき、その真ん中をどーんと久保田氏が自由に泳いでゆく様子が印象的です。