塩狩峠 [DVD]
今も昔も、真摯に生きるということは
実に難しいと思うのですが、
主人公の生き様が実話であるということに、
驚きと感動を覚えました。
特典映像はDVDならではなので、
購入して本当に良かったです。
老若男女問わず、おススメです。
原作もぜひ一読を…☆
おねがい☆ティーチャー ドラマアルバム Vol.3「みずほ先生でばかぁん」
とにかく、はげしくぶっとんだ内容になってます。(色んな意味で)
出演声優が本当に楽しく演じてるドラマCDだな~って感じます。
収録ストーリーの中の苺たんの変身ストーリーは「萌!」の一言につきます。
不覚にも(?)これで、田村ゆかり嬢に陥落してしまい、ファンになってしまいました。
あと、おまけシナリオの第EX話 おねがい☆ティーチャーifでの漂介役の岩田みつおさんの怪しい外人には大爆笑すること受けあいです。
総括して、アニメ本編とは一風変わったちょっとHな感じなラブコメになってますが、買って損は無い1枚だと思います。
おねがい☆ティーチャー オリジナルドラマアルバム Vol.2 「みずほ先生でいやぁん」
ラジオ番組「みずほ先生のはちみつ授業」でオンエアされたオリジナルドラマ+ラジオ未放送ドラマを収録したドラマアルバム第2弾。
キャストも主だった顔ぶれに加え、この巻では江田島このはと山田先生も加わり、抱腹絶倒の話あり、思わずニンマリの話ありで、アニメ本編より面白いと言う声もある。
ラジオを聞けなかった方にはぜひお勧め。買って損はない品。
なお、ラジオドラマはこの巻で終了する予定だったが、「はちみつ授業」が好評につき放送延長されることになったため、3巻目もリリースされる。
塩狩峠 (新潮文庫)
あとがきの解説において、本書のモデルとなった長野氏の人柄について語る知人の手紙が引用されています。その手紙の最後で「(前略)長野氏がかつて人を非難し批評したことを私は知りません」とあります。
本当にこんな人がいるのでしょうか。本当だったらとてつもないことだと思いました。正しく生きろ、と言われるよりもこちらのほうが100倍難しく思えます(すぐに人を否定したくなる俗物の私には絶対無理です)。
しかし主人公信夫にも確かにそうした長野氏に通じた態度があります。もちろん心の中では他人との関係において常に悩みます、恨みやねたみや自己嫌悪等の混じった多くのジレンマを抱えています。彼は正しい人間の見本として描かれているのではありません。正しくありたいと思い何が正しいのかを常に考え抜いて行動している若者に過ぎません。思考停止した絶対的正しさを拠り所にして突き進んでいるわけではありません。だから結果的に信夫の口からは他人を安易に否定する言葉が出てこないのだと思います。逆に言えば他人を批判出来る人というのはその人が「自分は正しい」のだと思っていればこそで、一歩間違えば単なる傲慢に繋がりかねません。
なぜ「自分は正しい」と思うことが傲慢かと言えば本書に出てくる言葉、「義人なし、一人だになし」だからということに尽きると思います。
「正しい人間などこの世にいない」という前提があるからこそ(完璧なる手本がないからこそ)何が正しいのかと自分自身で考え悩み努力し続けなければならない。そしてそれがいかに困難であるかを知っているからこそ、ついつい自分の欲や弱さに負けてしまう人の気持ちも理解でき、許す気持ちも持てるのだと思います。だからこそ信夫の行いは「結果」に過ぎず、行い自体が尊いとは思っても「正しい」「そうあるべきだ」などとは私は全く思いません。我が身かわいさと恐怖から、信夫のように人のために命を投げ出せなかった「結果」を自分で責め恥じた人がいたとしても、その前提となる「正しくありたい(のに出来なかった)」という気持ちの存在もまた尊いものに思われます。
絶対視された「正しさ」を自分のモノサシとして「正しく生きる」だけなら何も難しくはありません。
本書は、絶対的正しさなどないと自覚してこその「正しくありたい」と願い生きることの困難さゆえの尊さを示してくれていると思います。
新約聖書入門―心の糧を求める人へ (光文社文庫)
この本は題名の通り新約聖書の入門書である。
著者の「母」を読んだ後、縁があって教会の門を叩き
再度三浦さんの本を開く事になった。
聖書通読をしてみようとしている者にとって
とてもわかりやすく勉強になる。
しかし、決して堅い本ではなく
著者が新約聖書を理解しようとしている過程に
共感を覚えた。