影牢II Dark illusion
まず言えることは、前作よりかなり取っつきやすくなっており短時間でクリアできる
ようになりました。また、このゲームの魅力である罠をはめることの爽快感は十分味わえます。
しかし、トラップの種類がもう少し欲しいと感じます。前作、蒼魔灯であったように標準装備を
アップグレードしたり新しい効果を付与できたりするトラップの発展要素があるとよりはまれま
すよね。
またシナリオの分岐が少なくしかも結末が大きく変わるような変化がないため
「もしも」の部分が楽しめないという感じがします。
このシリーズは,大ファンなのですが,ストーリー的に最も奥深さを感じるのは、
悪を犯すことに対する動機が人間の不条理さと結びつけて良く描かれていた、「影牢1」が
最もよかったように思います。
このような背徳的な部分を掘り下げられないのは、やはり社会的風潮もあるのかもしれません。
しかし、街中ですごくリアルな人間を撃ち殺して回るようなゲームに比べれば、
人間の不条理さを浮き彫りにし殺すことの意味を考えさせる本作のシリーズは,
存在価値があるように思いましたが、いかがでしょうか。
そういう意味で、今後もストーリー的にもっと悪に踏み込んだ世界観を展開した
希少なゲームとしてすごく期待しているんですけど、もう新作は出ないのかな。
蒼魔灯
罠で敵を本当に倒せるの?コンポって何?って感じでしたが、連鎖みたいに罠が決まると、そう、ドミノ倒しをしているかのような爽快感が味わえます。ただ、単に罠をしかけても中々連鎖が出来ず、うーーっってなげやりになっちゃう事もしばしばかも。初めてやる人にはちょっと難しいかも
蒼魔灯 オジナルサウンドトラック
3Dトラップバトルシリーズは「蒼魔灯」が初プレイだったので、そうした経緯からレビューします。
※後に「影牢」「影牢2」もプレイ済み。余談ですが、封入されているステッカーはパッケージの書き下ろしイラストと同じものです。
先ず、収録内容はムービー、フィールド、エキスパートモード、トラップ関連、その他各種画面と全ての楽曲を網羅しています。
また、楽曲は概ねストーリー進行に沿って収録されており、フィールドやシーンを想起させる作りで好感が持てます。
前作「影牢」の主人公、ミレニアの悲壮でダークな魅力と比較すると、「蒼魔灯」は儚くも芯の強いレイナの心情が良く表現された
ドラマティックな仕上がりで個人的には前作よりも好みの曲は多め。
ただ、CD1枚という点でディスク交換をしなくて済むのは手間が省けて良いのですが、難点として、
曲数が63曲もある為、1曲の収録時間は平均1分〜1分半と通常のサントラと比較するとかなり短め。
ゲーム本編では、フィールド内の通路(部屋から部屋への移動時)は音楽が流れないせいもあってか、
元々1曲の収録時間は短いのですが、それでも特に、フィールド曲には耳に残る素晴らしい曲が多いので、
欲を言えばここは2枚組になったとしても収録時間を延ばして欲しかったと言うのが正直な所。
全体的には、曲調の幅が前作よりも広いので飽きずに聴けると思いますが、やはりゲームサントラですので
未プレイでの購入は余りお勧めしません。映像との相乗効果という点でもそうですが、某動画サイトでも視聴出来ますし、
ゲーム「蒼魔灯」ではサウンドテスト機能があり、曲や敵の断末魔が聴けますので、それでも尚、フレデリック国王のように
「よい、よいぞ!」とサントラに価値を見出した方は購入すべき。個人的なお勧め曲は「赤い月を仰いで」「壊れた螺旋階段」等。
蒼魔灯 PlayStation the Best
まあ、罠を仕掛けるって言う点は「悪代官」にネタを掴まれたかなってちょっと思う、続編も出して欲しいが、クモの今の現状(X-BOX参入のためのタイトル制覇で、今後DOAシリーズはPS2でも出るのだろうかと考えると、あまり売上的にメジャーでないタイトル、映画化も確定した「零」シリーズに同製作チームが関わってる事を考えると難しいだろう。 シナリオの出来はそれなりだが、システムは最高に練りこまれている罠は3種類(天井、床、壁)に分類され、最大3個ずつを各ミッションに選択できる。Ark(アーク)を稼ぎ、その資金で新しい罠を開発する。自分好みのコンボを考えて巧みに罠をリアルタイムに組替え、敵を上手く誘導して、高次元のテクニックを編み出す。 エキスパート・モードをマスターしても飽きの来ない様な付加要素があったらSLG的にはもっと深遠になった気もする。 PS2レベルの画像で、より洗練されたモノを何処かのベンダーがってくれないだろうか? トラップと地形効果を計算して遊ぶ究極の「罠ゲー」と言うのもアリじゃない? ップは当然屋内だけでなく屋外も欲しいな。 ともかくテクモと戦う中堅のソフトベンダーに敬服する一品。BEST版も出たわけだし、ある種の残虐性に嫌悪感さえ無ければ買い!
蒼魔灯公式攻略ガイド―プレイステーション (電撃ムックシリーズ 電撃攻略王)
ゲーム内や説明書では語られないバックストーリーや登場人物の相関図、大陸とアレンダル島の歴史などまで載っていて、とても興味深かったです。全登場人物のプロフィールや死にセリフもすべて紹介されているので、ゲームをより深く堪能できます。
ただ、肝心のゲームの攻略に関しては上級コンボの紹介がメインになっていて、コンボよりもクリア優先という方にはあまり役に立たないかもしれません。トラップの種類に関しても一覧表ですべてが網羅されてはいるのですが、ちょっと不親切に感じました。