紺碧の空
応援歌 「紺碧の空」 作詞・住 治男 作曲・古関 裕而一、 紺碧の空仰ぐ日輪光輝あまねき伝統の下すぐりし精鋭闘志はもえて理想の王座を占むる者我等早稲田 早稲田 覇者 覇者 早稲田二、 青春の時 望む栄光威力敵無き精華の誇り見よこの陣頭歓喜あふれて理想の王座を占むる者我等早稲田 早稲田 覇者 覇者 早稲田早稲田が勝利した時、早大生が集まった時、喜びを分かち合いながら肩を組んで歌う早稲田大学の第一応援歌です。 昭和初期、早稲田大学野球部は早慶戦で負け続け、また同時期に応援歌「若き血」を発表した事により更に勢いを増す慶應義塾大学に対し、低迷していました。この様なムードを打破する為に新たな応援歌を作成する事を決め、学内で歌詞の募集を行い、また作曲を古関祐而氏に依頼し「紺碧の空」が完成しました。完成した後には学生への披露に向け、応援部と古関祐而氏で何度も練習をし、昭和6年春の早慶戦で「紺碧の空」のデビューとなりました。早慶戦で発表されるや否や「紺碧の空」は当時低迷していた野球部を奮い立たせ、今までの不振を一気に挽回し一躍評判となり、今日では早大生の志気を高める第一応援歌として多くの早大生に誇りを持って様々な場面で歌われています。