ヒカルの碁 Vol.4 [VHS]
元々原作が完成度の高い作品ですが、TVアニメ版も原作の魅力を十分に表現しつつ、
映像としての面白さと美しさを伝える作品に仕上がっていると思います。
囲碁を楽しむ方と作品を楽しむ方の両方にドラマとしての感動を与えると思います。
(これも演出と音楽のセンスの良さが生かされている結果でしょう)
ユート 1 (ジャンプコミックス)
さすがほった先生原作だけあって、話運びは上手い。スケート自体に興味は無いけど、競技方とか、
靴の違いとか、へえそうなんだ、と思う点が多く用意されていて、自然に話の中に引き込まれます。
知識も増えて得した気にもなれます。ショートとロングの靴の違いなんて、これ読まなかったら
知る事もなかったでしょう。他、色々。
費用の面など、大人の視点や現実問題が出てくるのも、単に子供のスポーツ物じゃない
面白さがあります。さすが視点が広い。
ただ派手さは無いから、受けの点では今ひとつになってしまうのが惜しいです。
主人公に実力はあるのに、中々発揮できる場面がないのももどかしく、勢いを削がれてしまいます。
絵柄も、ちょっと前の小学生向け漫画みたいでインパクトは無いです。どうもあっさりし過ぎて、
最初主人公の顔が一番覚えにくかった。それも問題では…。
全体にちょっと地味です。堅実な成長物としては面白いですが、競技自体がマイナーだし、
わっと派手になる作品ではないと思います。
話の水準は高いので、ある程度区切りが付くまでは描いて欲しいと期待します。
ヒカルの碁
マンガの‘ヒカルの碁’にはまって購入。囲碁ははじめてでしたが、キャラがルールと基本をわかりやすく解説してくれます。囲碁入門には最高です。キャラのセリフもよくできています。マンガ・テレビを見たことがある人は特におすすめです。
ストーリーゲームとフリー対局ができ、9・13・19路盤や置石ハンデの設定もでます。初心者から中級以上の人にも十分こたえてくれると思います。また、専用ケーブルで通信対局もできます。
攻略本によるとかくしモードで一色碁が打てるそうです。
とにかく楽しいです!!
ヒカルの碁 Vol.5 [VHS]
元々原作が完成度の高い作品ですが、TVアニメ版も原作の魅力を十分に表現しつつ、
映像としての面白さと美しさを伝える作品に仕上がっていると思います。
囲碁を楽しむ方と作品を楽しむ方の両方にドラマとしての感動を与えると思います。
(これも演出と音楽のセンスの良さが生かされている結果でしょう)
ヒカルの碁 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)
佐為と別れてヒカルの新たな出発です。ヒカル自身の自分の道を歩みだそうという決意、そして佐為との別れをある意味で受け入れること、そのことを示す(塔谷との対局の後の)夢が圧巻でした。内容的によかったことはいうまでもないのですが、その絵の美しさといったら。
中国では「ヒカルの碁」が「棋魂」というタイトルで翻訳されているらしいです。囲碁の幽霊くらいの意味でしょう。中国の方々がいわば佐為を主人公と見ていたことが示されているタイトルです。しかし、最終場面はあくまでも「ヒカルの碁」であること、これからヒカルが力強くプロの世界に歩み出していくことを強く示しています。今後の展開を期待させる巻でした。
余談ですが「緒方九段オトナの私生活」には笑ってしまいました。