SEXISM
SEXISM 永田真代 (1991)
1.ギャンブラー
2.涙のスプラッシュ
3.世紀末RAP族
4.ターザンに逢いたい
5.elan vitalの夢
6.彼の知らないMOON
7.尾行
8.SHORT LOVE −Instrumental−
9.SEXISM
10.mum.
11.トランスフォーマー ( 変圧器 )
12.迷路
13.涙のスプラッシュ −Remix Seasid Version−
90年にデビューした 鹿児島出身の真代ちゃん。 現在は 福岡中心に MAYO として活躍中との事。 彼女のアルバムは 全部持っています。 アルバムは このサードまで。 その後に カヴァー曲のシングル 「 なごり雪 」 を リリースしましたが それっきり。 私は 結構好きなんですけどねぇ〜彼女。 このアルバムを プロデュースしているのは その昔 久保田利伸のバンド Mother Earth 等で 活躍していた羽田一郎さんと 音楽界の重鎮・加藤和彦さん。 アルバム最後のリミックス・ヴァージョンを プロデュースしたのは 谷口陽さん。 殆どの曲を 羽田さんが担当。 加藤さんは 【1】 【2】 【11】 の 3曲を 手掛けています。 邦楽界に おいて加藤さんは 大ベテランの音楽家でしたが ’09 鬱病の為 自ら人生に幕を 下ろした。 その加藤さん 作/編曲の 【2】 が アルバム発売前にリリースされました。 作詞は サエキけんぞうさん。 良い雰囲気の楽曲です。 これからの季節に合う キラキラした透明感ある穏やかな曲。 この曲のリミックス・ヴァージョン 【12】 の 編曲は 羽田さんが担当しています。 アルバム発売と同時にリリースされたシングルが 【3】 羽田さん作/編曲。 作詞は 松井五郎さん。 どこかファニーな感じのファンキー・チューン。 曲中のラップは カッコいい。 でも この曲は シングル向きでは ないような (笑) このシングルの c/w だったのが オープニングを 飾る 【1】 です。 加藤さん 作/編曲。 作詞 サエキさん。 ゴージャスなビッグ・バンド風のサウンドを 展開する 優雅な楽曲。 カジノのショーみたいです (笑) このアルバムで私の お薦めは アルバム・タイトル曲 【9】 です。 作/編曲 羽田さん。 作詞 松井さん。 セクシーでファンキー。 彼女の こういう曲が好きなんですよ。 ヘンに ” 黒 ” っぽくなく どこかオシャレ。 そんなカッコいいファンクを 聴かせてくれます。 もう1曲 好みなのが 【7】 淡々としたヴォーカルが印象的なエレクトロ・ファンク。 羽田 & 松井コンビの作品。 曲中に散りばめられた 彼女の囁きが妖しく響く。 羽田さん繋がりか Amazons の姉さん達が 数曲コーラスで参加しています。 当時の話題といえば 【12】 かな。 作/編曲は Christophe Goze 作詞を 担当してるのは サザンのべーシスト、 関口和之さん。 関口さんが作詞した というだけなんですが 彼のファンには 貴重なんじゃないかな。 他の曲も粒揃いですが ” 傑作 ” とか ” 名盤 ” と いうような作品では なく思います。 好みもありますが 私の中では そこまでのデキとは 思えない。 ただ 聴いていて楽しく気持ち良い。 でも それこそが ” 音楽 ” の 本来の あり方では ないでしょうか。 とにかく タイトル曲は 一聴の価値ありです。 勿論 私の好みですが (笑)