おとこの娘だってデキるもん!~ワンダフル孕ませライフ~
タイトルの通り、男の娘エロゲーである。
ストーリーは、道端で捨てられていた(?)女の子を主人公が拾ってきたら男の娘だった…というところから始まる。
モテない主人公は男の娘の誘惑に逆らえずヤってしまうワケだが、本作では、その結果、男の娘が妊娠してしまうのだ。
拾ってきた男の娘「イチコ」は人体実験の被験者で、男でありながら妊娠が可能。
ここからルートが分岐するのだが、本編中に選択肢が登場するのは2ヶ所だけなので、攻略で悩む心配は全くない。
個人的には優空(ゆあ)のルートが良かった。
優空は最初は主人公の男友達なのだが、実は主人公のことが好きで、そのことを言えずにいたのである。
だが、主人公とイチコが男同士で合体しているのを見て、自分も負けていられないと、男の娘になって主人公にアタックするのである。
いや〜、こういうのは萌える(笑)。
エッチシーンについては、主人公が男の娘のアレをいじって白い液体を出す描写があったのが良かった。
全部で33枚(差分を含まないでの枚数)あるCGのうち、3分の1は男の娘が妊娠しておなかが大きくなっている状態でのものなので、「妊娠」(というよりボテ腹?)に萌えを感じられない人には少し厳しいかもしれない。
ただ、男の娘が妊娠するように人体実験させられているのにはちゃんと理由があって、3つめのルートを最後まで読めば、ストーリー設定として納得できるハズ。
他に私が本作で良かったと思うのは、物語の序盤で優空が言ったセリフ。
「ただの女装好きなら、服脱いだらフツーの男子だろ? 男の娘は服を脱いでも男の娘。オカマは女になりたい男、男の娘は女になりたいワケじゃなくて、あーだから、男でも女でもない男の娘がいんだよ」
セリフと言えば、合体時の「腸内(なか)で育ってる!」には笑ってしまった(笑)。
これを考えたテキストライターには拍手をおくりたい。
誤字は数ヶ所あった。
×ほらこれAAカップだってさ、調度いいんじゃね?
○ほらこれAAカップだってさ、丁度いいんじゃね?
など。
「ロミオの青い空」オリジナル・サウンドトラック(3)~メモリアル・ストリーズ・セレクション
「メモリアルストーリーズ・セレクション」のタイトルの通り、放映された内容を簡単にドラマCDとしてまとめたものになっています。名シーンはしっかり押さえているのですが、少々端折りすぎている感があります。
しかしロミオ役の折笠愛さんが歌うアルフレドへのレクイエムソング「涙のむこうへ」とOP曲「空へ・・・」のフルバージョンはとても素晴らしいです。「涙のむこうへ」だけ聴いてもかなり泣けます。ハープ、ヴァイオリン、アコースティックギター、ピアノ等で構成された旋律と歌詞の前半は物悲しいですが、決して悲しみだけに満ちたものではありません。大切な人がすぐ傍に居なくても前へ前へ進もうとするサビの部分は正に「ロミオらしい」です。
そして「空へ・・・」。他二枚のサントラ!にもこのCDにもロミオ自身のイメージソングは入っていないのですが、この曲そのものがロミオをイメージした曲なのでしょう。2番が特にロミオの心情を表しています。
廃盤になっているのが残念でなりません。
耳をすませば (集英社文庫)
近藤監督の映画から入って来ました。
良い歳した親父なのにまさか少女漫画でジーンとなる日が来ようとは思ってなかったですよ。
ほんわか暖かい気持ちになれました。続編(?)の「幸せな時間」も良かったですよ。
お勧めです。
幸せな時間―耳をすませば (りぼんマスコットコミックス (841))
「耳を澄ませば」の続編。読んでよかったな、という感じ。「耳を澄ませば」の感じがよく残っていて、それが好きだった人なら、気に入ることは間違いないでしょう。一緒に入っていた話も、面白かった。思春期の恋の話。こっちもその時期独特のいい感じが出ています。基本的にそういうのが好きなら読んでよかったな、と思えることは間違いがないです。
バロン―猫の男爵 (Animage comics special)
ジブリの映画「猫の恩返し」 私は、本から読んじゃったけど、映画ももちろん観てみたくなった。だって、コレに動きと音が入ったら、なんてステキなんだろう想像しちゃう。「耳をすませば」の続編と思ってる人は、ちょっと違うよ。おなじみキャラはいるけど・・・。でも、なんたって、バロンがかっこいいっーの一言。猫好きの人には、たまらんお話です。猫を見る目が変わるかも。柊あおいの画質も昔とちょっと違う気がするけど、相変わらず、のほほーん、じーんとして、クスッと笑えちゃうストーリーです。