46番目の密室
小説が好きなので買いました。
推理小説をCDドラマ化は非常に難しいと思いますので、まあこの演出は許容範囲です。女性向けに編集されていますが。
小説を一度お読みになることをお勧めします。このストーリーは面白いですよ。
声優が好きだから…という理由で買うと、セリフ数が少ない方もいるので残念な結果になるかもしれません。
現在の人気声優を起用しているみたいですが、個人的にはもう少し上のベテラン声優を使ってほしいです(CD化の意図が違うから無理か)。
とにかく火村が致命的。声優顔負けのバリトン声って設定なので、全然あってません…
少なくとももっと男性的でないと。最近似通った高めの声の声優さんが多いけど、一応若手人気声優の中にも渋い声の人いる…と思うので、
せめて役柄にあった人選をしてほしいです。
CD的には☆2つ。題材は良作なので総合は☆3つです。
臨床犯罪学者・火村英生の推理 I 46番目の密室 (角川ビーンズ文庫)
大学社会学部の助教授(准教授)の火村と、推理作家の有栖コンビが
密室の事件に挑む本格ミステリ小説です。
本作は講談社文庫から刊行されている火村&作家・有栖シリーズの一作目。
これらのシリーズは、コミック化、文庫新装版、ドラマCD化と、色々展開されてきましたが
ついには、ラノベレーベルのビーンズ文庫にて刊行スタート。
イラストは、以前シリーズをコミカライズされた麻々原絵里依さんが担当。
表紙や作中の挿絵は全て描き下ろしで
コミカライズ当時と比べ、こちらでは有栖の髪が短くなっています。
そして、本編の前には、登場人物紹介ページがあるので
すべての登場人物を麻々原さんのイラストで見られます☆(これはちょっと嬉しかったです)
ただ、講談社文庫版と比べてお値段が高め……^^;(なので、★は4つに)
ですが
初回限定特典として有栖(作者ではなく、作中の有栖)の名刺が付いています♪
(ペラくなく、しっかりとした名刺です◎)
それから、麻々原先生描き下ろしペーパーも。
シリーズのファンなら、講談社文庫版を持っている方でも、買って損はないと思います^^*
双頭の悪魔~犯人はお前だ~ [VHS]
この作品は約18年前にWOWOWにて5夜連続で放送されたTVドラマです。
前作の「出題編」と、この「解決編」で正味約3時間の長篇ドラマなのですが、
全く飽きること無く鑑賞を終えました。
出番は少ないものの、少女時代の三浦綺音(三浦琴音)が見れたのも嬉しかったです。
しかし、中古のVHSでしか見れないのは寂しいですね。
是非BD、もしくはDVD化して欲しいものです。
臨床犯罪学者・火村英生の推理 II ロシア紅茶の謎 (角川ビーンズ文庫)
ラノベのビーンズ文庫からの文庫化第二弾の本書は短編集です。
講談社文庫と同じ並びで
『動物園の暗号』『屋根裏の散歩者』『赤い稲妻』
『ルーンの導き』『ロシア紅茶の謎』『八角形の罠』
と六編が収録されています。
ミステリとしては勿論、有栖と火村の掛け合いも楽しめる1冊です♪
麻々原先生のイラストは1編につき1、2枚程度の割合で収録されていました。
また、初回限定特典として、今回は火村英生の名刺が封入されています☆
有栖版とはデザインだけでなく、紙質も違っている点など
凝っているなぁと感じました。(妙にリアルで、"助教授"らしい名刺です^^)
これを目当てに、講談社文庫版を持っているにも関わらず今回も購入。
踊らされていると判っていても、ファンとしては嬉しい特典でした☆
今後は2013年初夏に『ダリの繭』が上下巻で刊行予定だそうで
個人的には、次は片桐さんあたりの名刺が付属していると嬉しいかもしれません(笑)