月詠 (1) (Gum comics)
キャラに愛嬌があって、いい感じです。
性格に裏表のあるキャラがいるのが特に可愛い。
内容もほんのり笑えるところがあり、多少深刻そうな場面でもやっぱりほほえましく、面白くなっています。
全体的に私の評価は「面白い!!」です。
読み応えありますので是非、読んでみてください。
月詠-MOON PHASE- PHASE 8 (通常版) [DVD]
近頃話題の「萌え」要素だけでなく、お話としても纏まっています。
言い換えればキャラクターを魅力的に見せ、それをスパイスとして物語に引き込ませると云う感じがします。
OPテーマにはこれまでに無い衝撃を与える感じで、キャラクター性の部分を。EDテーマはしっとりと静寂感を持った物語性の部分を表現しているようでその落差も面白いです。
ただPHASE8限定版に付いてくるぬいぐるみは無くても良かったかなと思う。
月詠 ~MOON PHASE~ PHASE 1 (初回限定版) [DVD]
歌からしていかにも狙ったぞ!といった感じのアニメ。単なる萌えアニメのようにも思えるが、なかなかストーリーがしっかりとしていて、最後まで飽きずに観られました。けどあのOPは聴いていて、恥ずかしくなるなぁ。とまぁ、こんなレビューになってしまいましたが、決して出来の悪いアニメではありませんので、見て損はしません。
月詠-MOON PHASE- Neko Mimi DVD-BOX
あの懐かしいような、どこかで聞いたことがあるような、一度聞いたら忘れないようなオープニング曲につられて見始めました。これはハウスミュージックです。
オープニングのアニメもレトロチックで初めは見とれていました。しりとりになっているらしく、最初は気がつきませんでしたが、毎回内容が少しずつ違っています。
特典映像で、エピソードごとにノンクレジットのオープニングが収録されているのはそのためです。
2階建ての家を断面にしたようなセット風の住居や、あまり意味もなく(?)天井から落ちてくるヤカンやタライはまさに、8時だよ!全員集合です。
ストーリーもちゃんとしていて、好感が持てます。基本的には、ヴァンパイアの姫(葉月)が城から逃げ出して、王の手下が連れ戻そうとするというものですが、それを主人公の耕平とその周りの人たちが暖かく迎え入れて、一緒にヴァンパイアと戦います。
前半はコメディ要素が強いですが、後半はコメディ色を残しつつも、だんだんシリアスな内容になってきますが、そんな場面でも敵味方お構いなく、お約束のタライが落ちてきます。
第26話はテレビ未放送のOVAですが、なぜか、マルミ堂が海の真ん中に浮かんで、外界と遮断されているというナンセンス系のストーリーでした。あれは、はっきりいって、ない方がよかった。それより、葉月の異母姉妹のアルトも加わったことだし、ヴァンパイアの王もまだ出演してないしで、OVAは無視して続編作ってほしいです。
最後の巻に北米Funnimation版DVDのトレーラーが収録されていますが、シリアスな場面だけピックアップしてあり、知らない人がみたら、勘違いするな、あれは。トレーラだけ見て、内容を知らないで本編を見たアメリカ人はタライが落ちてきてびっくりするでしょうな。
かみわたし 2―神様の箸渡し (ヤングキングコミックス)
表紙の萌え絵にあなどるなかれ、しっかりと日本文化における「祭」と地鎮の「神」の意味を理解した上で、良質のジュブナイル的作品として描きあげた一作である。
あえてキャラクターを増やさず、丁寧に主人公たちの心情や行動、彼らの生きる生活環境を描き上げ、ストーリー的にも無駄に風呂敷を拡げずに全二巻にまとめあげたのも好感が持てる。
また、作者自身がモデルにしたという上諏訪に対するリスペクトが随所に感じられるのも好感が持てる。この作品を読了してみて、なるほどこういう場所があるのかと興味が持てた。近年、場面だけ出せばというご当地コンテンツが多い中、しっかりとした取材と知識、そして当地に対する尊敬の念をしっかりと持った上で、作品として昇華しているのがとても良い。作者はきっと良い取材と出会いがあったのであろう。
さらにキャラクターたちのその後の生活を描いた続編を読みたいと思うが、それはきっと野暮な話なのだろう。