Blow up! (小学館文庫)
不思議だ、なんでレビューなかったんだ。『あどりぶシネ倶楽部』はレビューついてるのに。コチラも負けず劣らずの掛け値なしの名作ですゾ。
いや、そらーコイツは古い作品サ。一巻完結の小品でもある。だが、本作には小品なればこその高密度な感動が詰まっているし、その感動の性質は時代性とは無縁のモノ。つまり、いつ誰が読んでも、そして何度触れても、色あせることの決して無い、そんな類の輝きがココにはあるのだ。
音楽を愛するものの心が切ないほどに研ぎ澄まされ、凝縮されて示されている。アマも、プロも、天才も、そして売れないプロのそれも。
音楽をテーマにすえているから、音楽にかかわりの深い人には特にアピールするコトだろう。が、音楽に関わることをほとんどしなかったやつがれですら、充分にアツい魂を感じさせてもらえた、そんな作品だ。
コレは傑作じゃない、時代を超えて、繰り返しの鑑賞に堪える、不朽の名作です。手元において折に触れ読み返せます。年代が変わればそれでまた異なる感動を得られ、また、読み手の心に応じて様々な輝きを見せてくれる、そんな本です。。こんなおトクな本はそーそーないヨ。ゼヒ。
マキタ 充電式ブロワ UB142DRF-フルセット
まず風量については十分満足しています。
気になるのが金額で、コード式の3倍の値段だと思います。
最大のメリットはどこでも持ち運べる充電式コードレスであることです。
庭の枯れ葉集めや洗車後のボデイの水滴を飛ばしなどにも使っていますが、コードに使い方を制限されないため金額の差を補って余りあります。
強中弱の3段階ありますが、弱はそよ風という感じ使い途がわかりません。
強はさすがにパワフルですが使用時間が短くなります。
必然として中での使用がほとんどですが十分満足の風量です。
また中での使用時間がカタログで20分とありますが、充電時間も短いため全く気になりません。
クリティカルブロウ
マイナーながらも完成度の高い良作3D格闘ゲーム「幻影闘技」の続編。
圭やちあき等の前作に出演したキャラクター陣も多数参戦しますが、システム面や技の出し方が変わってしまったので前作のイメージそのままで行くと戸惑うかもしれません。因みに前作の主人公だった圭はただの一般キャラに格下げです。
前作同様、モデリングにはポリゴンが用いられていますが、相変わらず動きは2次元的。カメラワークがやや3次元的になりましたが、中途半端さ加減が逆に見辛く、間合いが測り辛くなってしまいました。
軽快に動く操作性の良さとレスポンスの良さは健在。超必殺技にあたるスーパーブロウ、一撃必殺技にあたるクリティカルブロウの導入に伴い3D格闘ゲームには珍しくゲージの概念が登場しましたが、数字しか表示されない(3本まで溜まります)ので溜め辛く、ストレスがたまります。
隠しキャラが豊富な上、自由に技をカスタマイズ出来るアリーナモードもトレーディングモードとして(カードを集めるというやや趣を異にした形ですが)健在。やり込み要素はバッチリです。他にシアターモードという主人公リッキー専用のストーリーモードのようなものが有るのですが、これは存在価値が微妙ですね…
キャラクターデザインは引き続き皆川亮二氏、声優陣も関智一氏、椎名へきる女史と豪華です。ですがヴォイスが若干くもっていて聞き取り辛いのが残念な所です。
オープニングやエンディングに多少のアニメーションが挿入されますが特に感銘を受ける程良い出来という訳では無いので、期待はしない方が無難です。