17世紀イギリスの退廃的で独特な雰囲気、
蝋燭の灯の下で繰り広げられる様々な出来事。
主人公が魅力的だし、全体的な暗さもリアル。
詩人と女優の魂の共鳴、別れ。そして、宗教。
見どころの多い重厚なドラマにやられました!
「自腹を切らねば人生は学べない」
「人に嫌われる理由は無知か嫉妬だ」
「これでも私を好きか?」
愛人も女優も去ったのに、死の床まで共にいる
あの妻はすごい。見上げた根性だと思いました。
役者陣も素晴らしい!見応えのある内容で、
初めてジョニーっていい役者だと思いました。
西欧の歴史や文化に興味のある方にお薦め、
私的には退廃的な物悲しさがツボでした。
プロジェクト・アルビオン。彼らはこのバンドを立ち上げるに当たって、ひとつの夢を掲げて見せた。
理想の桃源郷へ向けて、アルビオン号は出発した。
彼らはその船の中で、厳しい現実に耐えるために、夢を見ようとした。
けれど、出来上がった歌は、そんな楽園なんかありはしないということに気づかせるものばかりだった。
わかっているのだ、彼らだって。でも、彼らは夢を見続けた。
そして、それこそがこの世のリアルそのものなのだった。
時に絶望的で、時に悲しく、けれどどこまでも甘い。
まるでドラッグのような毎日に我々だって溶かされているのだ。
リバティーンズのまだ初々しささえ残る1stアルバムには、そんな彼らの栄光と、みなぎる才能、現実への絶望と希望、そして既にその崩壊へのプロローグがぎっしりと捨て曲無しで内包されている。
特にこの中のI Get Alongという曲からはその脆く哀しい叫びがとても強く感じられる。
やっていける、俺はまだ、やっていけるさ
どこまでも追い詰められながら、彼らはリアルを歌い続けようとした。
あなたはこの中に歌い上げられた現実に、他人のフリができるだろうか?
メジャーデビューアルバム「憧れられたい」ですっかりはまってコレに遡りました。
こっちもかなりいいです。ロックンロールアイドルにドキドキせずにはいられません!
明るい村とかじわじわきます。Bメロかなり好きです。
スザンナやらチェルシーやらダーティーやらと捨て曲ほんとないと思います。
ラストのロックンロールも好きです。聴かせます。
ライブ見てみたいと本気で思わせてくれるバンドですね。
迷っている人は一度聴いてみて欲しいです!
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