スキーター・デイヴィスが1963年に歌った「エンド・オブ・ザ・ワールド」は、日本では本人の歌声よりもブレンダ・リーのカバーで大ヒットしましたが、オリジナルの歌唱も味わい深いものがあります。 トニー・ベネットの歌で有名なスタンダード曲「サンフランシスコの思い出(I Left My Heart In San Francisco)」も、このCDに収録されているブレンダ・リーの歌唱の方が有名で馴染みがありますね。 原曲は、1954年にクララメ・ターナーによって歌われ、その後、多くの歌手によってカバーされました。現在でもよく聴かれますのでスタンダードナンバーの名曲といえるでしょう。 ブレンダ・リーの歌声は、とても甘く、伸びやかで、1度聴いたら忘れられない張りがあります。説得力のある声という感じがします。 ポール&ポーラの「ヘイ・ポーラ」は、日本でも「ザ・ヒットパレード」の番組で良く歌われていましたね。もちろん、これはオリジナルですが。 「ワシントン広場の夜は更けて」「ドミニク」などの曲は当時の日本人のかなりの人がご存じですよね。大ヒットしました。 スティ-ヴ・マックイーンのバイクの疾走シーンで有名な映画のテーマ「大脱走のマーチ」も懐かしいですね。ミッチ・ミラー合唱団の演奏を聴くと映画の細部まで思い起こす感じです。 義和団の乱をテーマにした映画「北京の55日」は大作で、ラストシーンの城郭が燃えるシーンの迫力は子供心にとても鮮明なイメージが焼きついています。ブラザース・フォアのコーラスもいいですね。懐かしいです。 アン・マーグレットが歌うミュージカル映画「バイ・バイ・バーディー」は本当に懐かしい曲です。主題歌「ワン・ボーイ」も収録されていたらもっと良かったのですが、全体にとてもよい選曲だと思います。
パットブーンのとてもすてきな美声でクリスマスソングが聞けます。
先の方も書いておられるように、小学校の子供の頃、TVで何度か 放送されていたのを強烈に覚えています。 どぎつい色彩(テクニカラーか?)と奇妙な探検行は、ちょっと 後になるけどやはりTVでくり返し放送していた『ミクロの決死圏』 と共に、未知への世界への道行ものの元型を育むのに一役かった筈。 何がしかの影響を受けていると思います。 久々に見た印象・・・G・メイスンがカッコイイです。
欲しかったものでした。手に入り、良かったです。アマゾンの威力かな。
現代のように各人の音楽の関心が個別分散化されている時代とは対照的に、1950年代は日本人皆がラジオを通して同じ音楽を聴いていた時代でした。流行歌と呼ばれた歌謡曲もそうですが、海の向こうのポップスも洋楽というくくりで日常的に愛聴していました。
日本にロカビリーブームをもたらした「ロック・アラウンド・ザ・クロック」に始まり、プラターズの名唱「オンリー・ユー」の美しいハーモニー、ハリー・ベラフォンテのカリプソ「バナナ・ボート」も懐かしい曲です。
パット・ブーンの情感たっぷりの甘い声が魅力的な「砂に書いたラヴレター」、映画音楽の代表ともいえるフォー・エイセス「慕情」も舞台となった香港チックな伴奏が面白く感じられます。
レス・バクスター「アンチェインド・メロディ」は映画『ゴースト』でも挿入されてリヴィヴル・ヒットとなりました。ナルシソ・イエペス「禁じられた遊び」は、ギターを練習した者は必ず弾いたものでした。ドリス・デイ「ケ・セラ・セラ」も大ヒットしました。
デビー・レイノルズ「タミー」を聴きたくてこれを入手したわけです。これほど愛らしくて夢見心地の女性心理を歌った曲ないでしょう。これぞオールディーズの名曲です。
プラターズ「煙が目にしみる」、ビクター・ヤング「エデンの東」、コニー・フランシス「カラーに口紅」、ダイアモンズ「リトル・ダーリン」、アントン・カラス「第三の男」、どれも珠玉のオールディーズでした。
リーフレットには、全曲の解説、歌詞、対訳が掲載してあり、親切な編集です。
|