とにかくあのドラッカーなので、必要なのは時間のない人。
よって、すごくいい企画(?)だと思う。
ちなみに配給はアップリンク。意外!
他のレビューを見て、買わずにおこうと思ったのですが、
インバスの本が少ない中で、やはり試しに買ってみました。
半日で読みと演習が終えられ、短時間でインバスを試すには
良いのではないかと感じました。
回答は4択になっており、その時点で実際のインバスには
ありえないと思いましたが、まずは自分がどんな回答をするか
考えてから、4択+解説は参考程度に読めば良いかと。
中堅社員の方が昇格試験に向けての超オススメ本!、というのは
難しいかも知れませんが、インバスがどんなものか、その中で
発揮する能力(試験では見られる能力)はどんなものか、
その辺は理解できる内容ではないかと思いました。
インバス思考の入門書としては、悪くないと思いますよ。
池上彰さんが2010年話題になった出来事の関係者を呼んで、
質問をするという企画のテレビ番組で、
池上さんがもしドラの著者に「売れたのは表紙が萌えキャラだからじゃないですか?」
といきなり鋭い質問をしていました。
その時は池上さん少し失礼なんじゃない?
と思いましたが、いざ遅ればせながらも購入して読んでみると、
なぜか池上さんの言葉が頭から離れない……。
純粋に小説として読みたい人は100%避けるのが無難です。
小説家を志したばかりの少年・少女が書きあげたけど、
恥ずかしくて他人には読ませられない処女作みたいなレベルなので。
最初二行でそれが実感できる珍しい本です。
さてこの作品の評価を分けるのは用途であると考えます。
前述のように萌えキャラ、青春要素に惹かれて小説として読んだ人の評価は最悪。
ビジネスの簡易入門書として読んだ人の評価は中々高評価。
まあ人それぞれですけどね……。
最初からわかっていることでありますが、あくまでドラッカーの「マネジメント」を
高校野球の女子高生マネジャーの視点で分かりやすく解説した本であり、
それ以上でもそれ以下でもない。
マネジメントも理解でき、青春小説としても面白いという過度な期待はしないのが無難でしょう。
感嘆すべき点はこの本が売れたこと。
出版不況の現在において本を売ることは容易なことではないはずなのに、
そんな時代に200万部売ったというだけでもすごい。
ダイヤモンド社はまさにドラッカーの理念を体現した会社。
もしドラは体現した書籍です。
しかしあの文章はいただけない。
とても読者(顧客)の視点にたって綴ったものとは思えない。
正直、読者に対して失礼なレベルだ。
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やり方を覚えれば、簡単に勝てるようになりました。ネットが広がる時代に発売されたため、期待感を持って買いましたが、やはり単なるゲームの域を超えていない状態でした。この手のビジネスゲーム?は話半分ぐらいで考えた方がよいかもしれません。当時の設計としては大したものだと思いますが…
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