大好きな人を大切にしたいという気持ちになるアルバムです。
バラエティにとんだアレンジで静かに癒される曲も、ダークな曲も、ノリノリの曲も色々ありますが、不思議と聞いていて優しい気持ちになります。
文章が簡潔でわかりやすく
読みやすいので短時間で読み終えられます。
反面、25の項目に後悔しないための実践は、
項目にもよりますが、
人生のいつからでも(できるだけ早い時期に)、
時々、読み返し、その都度、自分の達成度を検討するのがよいように
思いました。
例えば、目次の
・ 自分のやりたいことをやらなかったこと
・ 夢をかなえられなかったこと
・ 自分の生きた証を残さなかったこと
などは、その人の生き方(生きる姿勢)にかかわっているようです。
自分を隠して生きることが美徳だと
教えられて育った場合は、なぜ後悔するのか、なかなか
ピンとこないかもしれません。
「残り時間」が限られているということを
意識できれば、
最後に後悔しないように一日一日を大切に
生きようという元気がもらえるようです。
「人生の残り時間」の思考法―“明日はない”と思うと、生き方が変わる(ガリー・バフォン)
人生をやり直せるならわたしはもっと失敗をしてもっと馬鹿げたことをしよう(ラム・ダス)なども良い本で、
おすすめです。
ただ、肉親の死などの、辛い思いが癒されていない場合などは
読むのが苦しいかもしれません。
NHKの「いのちの授業」のドキュメンタリーを見てすぐに購入しました。必死に生きた娘さん、それをメッセージとして受け止め、死の悲しみを乗り越えて命の意味を説かれる筆者の生き方にこそ感動します。紹介されているエピソードは人生の重さを感じるものばかり。逆境や苦しみにある方々に勇気をくれます。また小中学生の父兄にはぜひ読んでほしい一冊です。
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