Amazon ukで超激安で買いましたが、また値段がもどってますね。未発表曲、別テイク、何と言ってもプエルトリコの1972年ライブが聞きたいので買いました。音源は、全てリマスターされているようです。dvdは、PAL盤見れる環境じゃないと無理です。dvdは、リマスター、リストアされてないですね。manticore special なんで、以前リリースされたものと変わらないです。なんかまだまだカールは、音源持ってますな〜。
71年発表の3rd。専任ヴォ−カリストとしてピート・フレンチを迎えて4人組となって発表されており、アルバムは全英18位のヒットを記録している。メンバーはイメージ的には地味ではあるものの実際にはかなりの猛者が揃っており、楽曲の良さを含めて本作を最高傑作とする者が多い。 1.はナイスを洗練させたかのようなピアノ・ハード・ロック。ありそうで少ないピアノの低音を活かしたハード・ロックの佳曲として一聴する価値はあるだろう。ピアノとオルガンのユニゾンのソロもたまらないものがある。2.はギター主体のハード・ロックでオルガンは控えめ。中盤のメロトロンの重圧なサウンドがプログレ・ファンには聞き物。3.ピアノによるバラード調の曲。4.もモロにナイス。 一聴して分かるのはクレイン主体の鍵盤曲とカンが中心となったギター主体の曲の違い。正直なところこの両極端な音楽性はグループの魅力とメンバーの競争心を向上させていると思うのだが、当のメンバーには軋轢の結果だったのかもしれない。本作発表後クレインと他のメンバーとの音楽性の違いからクレイン以外のメンバーは全員脱退してしまい、黄金時代とも言える期間も短期間で終わってしまった。カンとハモンドは元クォーターマスのジョン・グスタフンと共にハード・スタッフを結成して本作の延長線上の作風を披露している。フレンチはボガード&アピスを擁するカクタスに参加した。
ジョン・デュ・カーンとヴィンセント・クレインそれにEL&P参加前のカール・パーマーのトリオ編成でスタートしたアトミック・ルースターのファーストアルバム。名盤といわれ続けているが噂に恥じないハードな作品に仕上がっている。Friday The Thirteenthは今も、昔も名曲だと思う。
1980年リリースの再結成第1作目・・・メンバーは、ヴィンセントクレイン(ハモンドC3)・ジョンデュカン(ギター)・プレストンヘイマン(Dr)のベースレストリオ。「カールパーマーが在籍した」(ファーストアルバム)という事で知られているバンドながら、意外と日本では聴かれていないと思います。個人的にはアルバム「ナイスアンドグリーズィー」に参加しているジョニーマンデラ(G)が、BRAND Xのジョングッドサールの変名と知って接するようになりました・・・このアルバムにセッション参加しているプレストンヘイマンも、BRAND X周辺の人なのでなかなかこのあたりは興味深いです。さてこのアルバムのサウンドですが、ハモンド好きにはオススメのハードロック・・・クレジットを見るとジョンの曲がほとんどなので、彼のカラーがでているようです(リマスターに彼が、立ち会っています)。1980年というのを考えると、古臭い印象はありますね。このアルバムは、日本盤CDのリリースはされていませんので、見かけたら購入しておきましょう・・・それにしてもこのデザインで紙ジャケは、意味ないもんなあ(笑)。次作「ヘッドラインニュース」には、デイヴギルモア(G)・バーニートーメ(G)という不思議な組み合わせのギタリストたちが参加しているので、押さえておきたいですね。あらためて聴いたのですが。ジョンってハードスタッフにいたのね・・・ステイタスクォー周辺も絡んでいるんだ!(あれっ、このバンドの主役はヴィンセントなのに・・・不遇です、本当この人R.I.P)
ブリティッシュロックバンド、アトミック・ルースターの1st。1970作
オルガンを中心にしたギターレスのトリオ編成ながら、
ELPのようなクラシカル志向ではなく、あくまでもハードロック、
そしてブルーズロック的な質感で聴かせるサウンド。
ドラムを叩くのは後にそのELPに加入するカール・パーマーで、
手数の多いドラミングはこのサウンドの核をになっている。
朗々とした歌声とほのぼのとしたオルガンの音色のギャップがある意味個性的で、
フルート入りの曲もあったりとプログレとハードロックの狭間を行き来する。
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