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 戦艦大和といえば、おそらく日本人なら誰でも知っていると思われます。たぶん現在の日本にはみんなが知っている船というのはないと思われます。「そのとき」の大和には三千人がのっていたといわれています。世界最大の不沈戦艦といわれた大和は、結論からいうと、本来の目的から見ればほとんど役にたたずに撃沈されたといえるかと思います。でもそのことで大和を責める方はおられないように思います。
 読んだ人間としては一抹の寂しさを感じずにはいられません。沈んでいった方たちの遺志をつぐとか。おこがましくてとてもいえないけれど。今を生きる私たちが、何をすれば供養になるのかな。と考えるぐらいのことは目をつむって許してくれそうな気がします。
 角川文庫からもでています。そちらはひらがなに直されています。この作品のいきさつから考えて。個人的にはカタカナのこちらのほうが良いかな。とは思います。
 
 
   
以前は生物事典を使って用語について調べていましたが、
 受験用に特化した用語集が出ました。
 これで今まで分かりにくかったのも解決されるでしょう。
 おススメです!
 
 
   
実話をもとにして作られた作品です。玉木宏が演じる
倉本艦長やその仲間たちが生きる希望をもって戦って
 いるシーンは感動したし、スチュワート艦長が指揮する
 パーシバルとの天才同士の激戦は見応えあって戦闘シーン
 も意外と迫力ありました。
 「俺たちは死ぬために戦っているんじゃない。生きるために
 戦っているんだ。」この映画の名ゼリフです。
 最近見た<ローレライ>と<出口のない海>のあまりの
 つまらなさに不満を抱いていましたが、この映画に救われ
 ました。
 
 
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