楽器屋で、もっとずっと高い値段で国内版を買ってしまいましたが、
不十分な訳出のリーフレットが付いているだけで、あとはこの
海外版となんも変わりません。
PDFファイルを印刷しなきゃいけないのも一緒です。
なんか損した気分です。
内容は見事で、僕はギターむちゃくちゃ下手ですが、ところどころ
分かるところをつまみ食いするだけでも勉強になります。
2003年リリース。ここ最近のロベンのアルバムは渋さを増幅していましたが、このアルバムはさらに輪をかけて渋い仕上りです・・・超絶技巧バンド:ジンチのアプローチとは、また別のプレイを聴く事が出来ます。内容としては彼の嗜好がモロ出ている感じで、基本的に泥臭いものです・・・ただ彼のボーカルが入ると「洗練された」印象になるのが、この人らしい所!スペシャルゲストとしてエドガーウィンター(Sax)・ジョンメイオール(BluesHarp)が参加していて、これまた渋さをパワーアップさせています(笑)。リズムセクションを見るとジミーアール(B)・トスパノス(Dr)という超絶技巧隊で、ビックリしました・・・派手なプレイは期待しないでください。個人的には4曲目「Badge」が良かったですねえ・・・ロベンによるエリッククラプトンのカバーを聴けるのは、価値あります!!因みに日本盤は1曲多いので、ファンの方は要チェックです。ジャケットから受ける印象通り、かなりリラックスしたアルバムです・・・どこまで枯れていくのかな(笑)。
ギターは上手いと思いますが、歌詞の内容や歌い回しが稚拙で聴けたものではありません。ギターアルバムとして聴くのであれば良いかも知れませんが、あくまで"音楽"を聴きたい自分にとっては実に物足りませんでした。音楽ジャンルなんてどうでもいいですけど、本物のブルースを期待して聴くと実にがっかりします。
どこかで聞いたことがあるジャズの名曲が、澄んだハーモニカの音色で栄えるアルバム。
スタンダード曲を集めているのでアルバムとしての統一感はないが聞いていると、
とても居心地がよくなる。何度か聞いているうちにCDの音質の良さにも感嘆。
なんといってもシールマンスの抜群のテクニックに裏打ちされた、郷愁をさそうハーモ
ニカの音はすばらしい。
現在他に入手する事が容易でない、Robben Ford のスコア。私も楽しみにしていました。全体的には、曲数も豊富で既存のアルバムから満ベンに曲をセレクト。だが個人的な意見を言わせてもらえれば、もう少し別の選曲もあったのかなと。「blue moon」の7曲目とか、「Keep on running」の11曲目とか。やはり日米の琴線に触れる部分の違いなのだろうか?HAL・LEONARD社の方には、是非とも「Vol.2」を期待します。
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