いわゆるインディーズアニメというのが商業に出だしてからいろいろあったけど、
それらは概ね、既存のアニメも相当見た 「理解あるお友達」 を露骨にターゲットにしていたように思う。
もし、なんかの偶然でこのページを見た人。お父さんお母さんから、働くOLさんまで、
是非Youtubeでチェックしてみてあげて欲しい。で、気に入ったら買ってあげて。
いわゆるアニメファンじゃなくても、
老若男女。あるていど普通にマンガやアニメを消費していた人々なら、誰にだって届く、
可愛らしさと、ポップさと、テンポのよさ、キャラクターへの愛情、真摯なメッセージ
が、満遍なく詰まった、とてもとても楽しい作品だから。
安いんだもん。
真っ赤な空をバックに、可愛らしくも毅然とした少女ちゃんのパッケージもナイス。
これにちょっとでも惹かれたら、是非。
他の方が仰るとおりアニメの方を見てから読んだ方が良いですね。 映画版第二章でキリシマが宇宙に居てヤマトに会っていった経緯がよく分かりましたw
漫画としては物語を追うのが精いっぱいな印象も有り、すごく面白いとは言いませんが 11月まで続きが見れないヤマト第三章を待つ間の慰みになりました。 第二章のコミカライズはどういう構成展開なのかも楽しみですね。
小学生の頃、夕方のテレビで毎日、宇宙戦艦ヤマトの再放送を見てわくわくしていたOldファンです。 特に、小学校高学年の時に映画館で見た、「さらば宇宙戦艦ヤマト」には、本当に虜になりました。
しかしガンダムやエヴァンゲリオンなどなどを経てきた21世紀の現在、昔のTVシリーズを見ると、 あまりにいい加減な科学考証、ご都合主義(ヤマトだけは何発被弾しても沈没せず、人員もそんなに 減らない)などの陳腐さが先に目についてしまい、前ほどは熱を込めて見にくくなっていました。 (ガンダムの富野さんは、科学考証などをもう少ししっかりさせて、リアリティを持たせることで ヤマトを乗り越えようとした、とも聞いたことがあるので、そこでアニメも一段回、先へ行ったのですね)
でも今回のリメイクを見て、目先の陳腐さが取り払われてみると、ヤマトというのは、なんという わくわくとした設定と演出を持った、そしてなんとかっこ良く見える決め絵をたくさんもった、 名シーン満載の凄い作品なのだろう、と改めて感じた次第です。
細かい点はすでに他の方がレビューしているのでふれませんが、今回のヤマトでは数々のギミックが 科学考証的にかなり納得しやすいものとなり(まぁ、ヤマトの造形など、根本的な問題はありますが、 それでも絵のかっこ良さ優先、ということで納得できます)、たとえばヤマトが被弾すれば(今のところ、 被弾自体が少なめですし、被弾を軽減するヤマトの仕組みも一応、説明されています)、大変な 修復作業が必要となり、多くの人員が怪我をして医務室に担ぎ込まれる、といった描写もあえて丁寧に なされています。
子供の頃のわくわく、ドキドキが蘇って来ました。TV放映がはじまる2013年には、再びヤマトブームが 再来するのではないでしょうか。私には、「これこそ本当のヤマトだったのでは?」と思えます。 それぐらい説得力のある作品です。 (やや軟弱な感じのキャラデザインには賛否はあるかも、ですが、私は受け入れられました)
ヤマトが成功したら、今後、こうした古典のリメイクも本格化するかもしれませんね。
昔の名作には、今となっては陳腐な面もありますが、やはり普遍的な強いストーリーラインと、 背筋がぞぞっとするようなかっこいい絵づら(爆炎を背景にしてのヤマトなど、「おお、あった、あった!」 という名シーンは外さずに、思いれたっぷりの作画で再現されています)を持っているなあ、と 改めて感心した次第です。
今後、だれずに最後まで突っ走れるのか、期待しております。
期待通りの出来です。 一部オリジナルの展開が新鮮でした。 次回以降も、期待します。
この作品の魅力として、「虚数」への認識があります。
虚数は物理上ありえない存在でありながらも、僕たちの心の中に
確実に存在してるもので、それらの認識を「霊的なもの」への認識と
重ね合わせ表現する辺り、むらかわ氏の卓越したセンスを感じることができます。
話としてはまだまだ序盤で続きが楽しみではありますが、
いかんせん刊行スピードが遅いようで2巻もまだ出ていない状態です。
第一巻ということで作品全体に対してはまだ何も言うことはできませんが、
虚数の扱い方だけを見るだけで僕は満点をあげてしまいました。
早く2巻が出てくれることを願っています。
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