NASAに本当にこの主人公が居るんだと思ってみてください。すごいでしょう?夢は見なければいけないし、叶うと思わないと現実にならないし、何よりやってみなくっちゃ!そう、あなたの夢も、叶うかどうかなんて入り口でぐずぐずしないで、とにかくやってみよう!若かった頃、あの時あんなに熱中していたのに、なんて思うあなた。とにかくやってみよう!叶うかもしれないのだから。
1960年代のアメリカの炭坑町で、ロケット作りに情熱を燃やす少年の成長物語。 宇宙や科学ものが好きな人はまちがいなく気に入るでしょう。 が、もっと幅広い人におすすめできます。「スタンドバイミー」のような男の子の友情のかっこよさもあり、1960年代のいわゆる「古き良き時代」のアメリカのかっこよさが満載です。 英語の難易度は「ハリーポッター」よりやや上くらいかと思います。 なお、映画もとてもいいのですが、時間の制約で本よりどうしても内容が薄くなるので、本を読んでから映画をみると少しがっかりするかもしれません。よって、映画→本の順で見ることをおすすめします。
「リバー・ランズ・スルー・イット」のヴァイオリンの響きが蘇るような 作品。50年代を意識してか、50'sのナンバーだけでなく、スコアそのものが 年代によく合っている。空に吸い込まれていくかのようなそのメロディーは 時に郷愁をも漂わせている。
昔の映画のコンピレーションアルバムが多い中で、ちょっと他にみたことがないセレクトで若い人にもとても楽しめる作品だと思います。感動系の映画が好きな人にはたまらない作品だと思います。
人々が見守る中、少年たちの夢を乗せて、はるか空の高みに向かってまっしぐらに飛んで行くロケット。何度か登場するそのロケット発射のシーンがすごくよくて、清々しさにあふれていて素敵でした。
自分と同じ炭坑の仕事についてほしい父親と、空に向かう夢の道に進みたい息子との衝突。ロケットを飛ばしたい夢を応援し、主人公のホーマーの背中を後押しする教師の力強い励まし。いくつかの試練を経て、それでも夢をあきらめずに、ロケットの打ち上げにチャレンジし続けた「ロケット・ボーイズ」の四人の少年たち。
久しぶりに見たのですが、「こんなに胸が熱くなる、素敵な映画だったんだなあ」と、改めて感動しましたね。ソ連の人工衛星スプートニクが夜空に描く光の軌跡を見て、ホーマーがひとつの夢を見つけるシーンをはじめ、あちこちで目頭が熱くなりました。
原題は、宇宙に向けてスプートニクが空を飛んだ1957年10月にちなんで、『October Sky』。「Rocket Boys」のアナグラム(単語のつづり換え)になっているところも、心憎いっすねぇ。
1999年製作のアメリカ映画。全体の雰囲気は、でも、イギリス映画の肌触りがしたんですけどね。
もうひとつ。オープニングあるいはエンディングで奏でられる弦楽器(チェロでしょうか)の調べが、作品にあたたかな彩りを添えていたのも印象に残ります。
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