この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
経済学のエッセンスが非常にうまくまとめられたコミックです.そうコミック.私の場合,本の紹介文のみ見て購入したので,実際にそれが届くまでコミックだとは想像していませんでした.
そんなこともあって最初ちょっと失敗したなー,と思ったのも確か.でも,読み始めてみると,エッセンスが非常によくまとめられていて,買ってよかったなー,と思っています.コミックなので,深堀は他の本に任せる形になりますが,ミクロ経済学の主要なところを俯瞰するにはとても良い本だと思います.
索引もついてるので,本棚に忍ばせておけば,そういえばあの言葉ってどういう概念だったけ?ってときにも役立ちそうです.
フェイトレス~運命ではなく~ [DVD]
死・暴力が画面に溢れているにも関わらず、セピア風の色調のせいでしょうか
妙に悲壮感が漂わない且つ突き詰められたリアリズムになっています。
(そういえばシンドラーのリストも白黒でしたね)
ユダヤ人問題や収容所を扱う映画の中では1,2位を争う出来だと思います。
他に思いつくのは
シンドラーのリスト スペシャル・エディション [DVD](ドイツのユダヤ人)
戦場のピアニスト [DVD](ポーランドのユダヤ人、ワルシャワ蜂起)
アップライジング [DVD](ポーランドのユダヤ人、ワルシャワ・ゲットー蜂起)
黄色い星の子供たち [DVD](パリのユダヤ人)
縞模様のパジャマの少年 [DVD]
ヒトラーの贋札 [DVD]
ミケランジェロの暗号 [DVD]
などでしょうか。
ただ、本題と関係無い所で一つ。ハンガリー出身のユダヤ人を扱う映画を観るのは今回が
始めてだったのですが、どうも逮捕や街の様子が他の作品と明らかに異なります。
あまり書くとネタバレになるので書けませんが、その違和感がなんだろう?と鑑賞後10分ほど
引っ掛かって考えていました。
そうです、記憶違いだと申し訳ありませんが、ハンガリーのユダヤ人はちょっと他国と事情が
違う事をようやく思い出しました。
確か、フォン・ノイマンの生涯 (朝日選書)あたりで読んだんだと思います。
あの微妙な違和感は、そうした事情をも忠実に再現した結果だと思います。素晴らしい!
世界で一番美しい元素図鑑
理科や化学の教科書の裏表紙に必ず載っていた、元素の周期表。この本はその元素の周期表の一つ一つの元素にフルカラーの写真と軽妙な解説を加えたものですが、何よりも魅かれるのが写真の美しさです。
「すいへいりーべ・・・」と暗記の対象だけでしかなかった周期表が、観賞の対象に変身してくれました。
お店の本棚に置いて、今話題のレアアースってこんなものなんですねと、お客さんとの話題作りにも役立っています。味気ない元素の周期表が、
あと本書と関連して、iphoneアプリの「The Elements」も、本書の周期表が動くいて楽しむことができました。