Don't Look Back in Anger / Cum on Feel the Noize
オアシスの数ある名曲の中で、これをベストにあげる人が多いのでは。はじめのイントロで、「ん、どこかで聞いたような・・・」と感じてしまいますが、先人たちをリスペクトしつつ、かれらの「うた」にしてしまうところが、オアシスの強みでしょう。何度聞いても自然に口ずさんでしまいます。ライブでリアムにも歌って欲しいものです。
Carnival of Light
わたしが高校生くらいの時、オアシスやブラーなどのブリットポップ勢が好きで、その先輩格のライドのアルバム"Nowhere"を聴いて彼らにハマリかけていた頃タイミング良くこの3rdアルバムが発売されました。 当時既にライドといえば1stもしくは"Smile"がシューゲイザーの名盤とされ雑誌やガイドブックなどでもよく見かけました。どんなサウンドになっているかと期待していたこのアルバムは、バーズやストーンズっぽい懐古趣味的なロック・サウンドでした。 しかし!1曲目の"Moonlight Medicine"や2曲目の"1000 Miles"における60'sラーガ・ロックへのオマージュともとれるサイケ・サウンドはめちゃくちゃかっこいいし、シングル曲"Birdman" "How Does It Feel To Feel"などもハードドライヴィンなロックでかっこいい!! きっと本人たちが当時好んで聴いていた60年代から70年代のロック・サウンドが曲づくりに思いっきり反映されたのだろう。この頃シューゲイザー・ムーブメントはとっくに終焉を迎えていたし、彼らが轟音シューゲイズ・サウンドの新作を発表したとしてもファンからは歓迎されたかも知れないが、本人たちはもっと違うステージに向かおうとしてこういうサウンドになったんじゃないかなと感じたりもします。 ふとした時に思い出したかのようにCDを引っ張りだして聴いてしまう、そんな思い入れのある大好きなアルバムです。
ハードコア・ハロウィン [DVD]
題名で想像する如く、カーペンター名作「ハロウィン」(78)をアダルト系にパロディ化したプチ・ポルノ・スリラー映画である。だから、見所は官能エロ描写であり、ジャンル的にはアダルト(ソフト・ポルノ)系に振り分けられるはずなのだが...。(笑)
監督のJ・パワーズは色物専門らしく過去にも(ホラー系統では)「悪魔のいけにえXXX」(96)を撮っている人。そう言えば、同じ系統でG・オロナ監督も「ハロウィン」の色欲版を撮っており似たような作風だ。(両作ともマイケルのマスクがショボく、すっ呆けた展開である。笑)
マニアは両作の比較から入りたい所だろうが、興味ある人がどの位いるのか不明である。個人的には中立の立場で☆3つにしときます...。(笑)
Tarantula
ラストアルバムなので初期の轟音ギターシャワーはすっかり影を潜めて、60-70's Rockにレイドバックしているけど、ツインボーカルも心地よいしギターも相変わらずかっこいい。この路線でもう一枚ぐらいアルバム出してほしかったな。
美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント [DVD]
このお話は「美女と野獣」の続編というよりは「番外編」で、野獣がベルを狼から助けた後から野獣が王子様に戻る前のお話です。
野獣が野獣になった時のエピソードや野獣達が人間に戻ってからベルと一緒に迎えるクリスマスの様子も入っています。
最近のディズニーでは、続編がはやりのようですが、続編というのはどんなによく出来ていても一作目の評価が高いと評価は7割と言います。
この作品は、続編にしてはストーリーもよく出来ているし、歌も良いし、新キャラのパイプオルガンのフォルテ、ピッコロ笛のファイフ、装飾係のアンジェリークが「美女と野獣」の個性的なキャラクターをさらに盛り上げてくれていて、評価の7割はクリアしているのではないかと思います。
そうは言っても、やはり1作目の大傑作の「美女と野獣」には及ばないので星を一つ下げました。