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もともとテクノが好きな難波サンだから、Hi-STANDARDの延長としてではなく難波章浩という人間の創った音楽という解釈の方がしっくりきた。とは言ってもハイスタのボーカルというのを切り離しては聴けない人もいるでしょう。 やっぱ自分もそうかも☆ どのように音楽を聴くかなんてその人の自由だし。 雑誌LOUDコンピ提供のI LOVE LONDONよりもPOPなエレクトロです。
スクラム 駆け引きと勝負の謎を解く (光文社新書)
学生・社会人とラグビーを、プロップとして続けていた私にとっては、非常に面白い本で「よくぞ取り上げてくれました」という感じでした。私が現役時代に対戦した人たちも登場しているので尚更面白かったです。
ここに書かれていることは、世の中(スポーツ欄、スポーツ紙・誌でさえ)ではほとんど取り上げられることがなく、ラグビー経験者だからといってわかる話ではありません(つまらない話である、ということではありません)。
ラグビーではほとんど取り上げられない「スクラム」について、特に「フロントロー」について語られているからです。
私は、ラグビーの試合を見に行くと、自分の経験からスクラムの駆け引き、特に1列(フロントロー)同士の駆け引きに目がいくのですが、周りの観客は「さっさと組めよ」とか「なにやってんだよ!」とか言われている状態。このように世間とプロップの認識にスクラムに対してのものの見方にこれだけ差があると、人に「自分はラグビーやっていました、ポジションはプロップでした」と言うのが精一杯で、それ以上は自分の経験としてのラグビーではなく、一般論としてのラグビーの面白さを語るのが精一杯でした。
そんなプロップを取り上げて書籍化するなんて、売れるのかどうか?とか大丈夫か?などと心配してしまうのと同時に、素直に「ありがとう!」という気持ちがこみ上げてきます。
プロップは縁の下の力持ち。トライをするチャンスも少なく、脚光を浴びることもなく。
でもスクラムに対してのこだわりは人一倍。
これだけの諸先輩がたも自分たちと同様に、華やかでなくてもスクラムにこだわり、誰よりも対面勝負にこだわってきたことがわかるだけでも、非常に勇気がわいてきます。
現在プロップをしている方、もしくはしていた方!是非お薦めします。
そして自分のポジションに誇りを持って生きましょう!
実践!アジャイルプロジェクト管理 -スクラムではじめる最強エンタープライズ開発-
IBM Rational Team Concertというツールの使い方の説明を中心に、
スクラム開発のやり方を解説した本。
ツールを中心としてアジャイルを語るという時点で、
アジャイルソフトウェア開発宣言に真っ向から反しているような気もしますが。
当面始める時は、とりあえずアジャイル的な管理手法というものになれねばならず。
そのためのことを考えると、まずはアジャイル的な管理を強制してくれるツールの使用を前提に、
始めるというのも悪いことではないでしょう。
ソフトの指示に従っていけば、軽量な管理が可能となりますしね。
あとはそれを応用するという発想が出てくるかどうかが問題ですが。
ソフトの説明の前に出てくるスクラムの解説も、
短いながらもよくまとまっており、
あまり時間をかけてアジャイルを勉強することなく、
アジャイル開発を開始する場合には、案外良い本なのかもしれません。
そもそも現状で、簡単にアジャイル開発を開始、などということが可能かどうか、
という問題は残りますけどね。
アジャイルソフトウェア開発スクラム (アジャイルソフトウェア開発シリーズ)
スクラムという方法論の、手順、プラクティス、有効性の説明、既存の方法論の問題とスクラムでの解決策、スクラムの導入方法、そしてスクラムを利用したプロジェクトの管理手法の紹介です。
プロジェクト管理手法のボリュームが、他の方法論の本より、詳しく、具体的に書いてある印象です。
最初にこの本を読んだ時は、よく理解できませんでした。が、アジャイルの入門書を読み、スクラムの概要を掴んでから読むと、理解できた部分が多かったです。
スクラムに関する知識だけでなく、ウォーターフォール等、今までの方法論・プロジェクト管理手法の問題点等もしっかり分析してあり、知識が深まりました。スクラムの導入の如何によらず、方法論やプロジェクト管理に興味があれば、読んで損はない、印象です。
個人的には、読みやすい本ではなかったですが、しっかり読むと「なるほどー!」と思う点が多々ありました。