LEVI’S(R) BLACK PRESENTS アナザー・サイド・オブ・ミー
アルバムはベーシストで選べば失敗しない、とはよく言われることですが、いつ聴いても飽きない珠玉のアルバムです。
リチャード・ボナも大好きですが、リチャード・ボナの演奏からはアフリカの大地を駆け巡る野性的な疾走感やうねりを感じるのに対し、マーカス・ミラーの演奏からはとても洗練された感をいつも受けています。
その、マーカス・ミラーがスーパーアーティスト達のバックで演奏しているのがこのアルバム。 正直言うと、マーカス・ミラー本人のアルバムは、ベースが出すぎている感もあるので、僕はこれくらいが一番聞いていて楽しいです。 僕が一番気に入っているのが、デヴィッド・サンボーンとの共演の"Snakes"。リズムが好きな人なら、このイントロにメロメロになってしまう事でしょう。
テイルズ
サンボーン他多くのミュージシャンのプロデュースをしているベーシスト、
マーカス・ミラーの第四弾となるソロアルバム。
レスター・ヤング、ビリー・ホリディ、チャーリー・パーカー、レスター・ボーイ、
ジョー・ザヴィヌル、マイルス・デイヴィス、デューク・エリントンの
肉声の入った曲から始まる。
ビリー・ホリディの名曲として知られる#8、
スティーヴィー・ワンダーの#9、この曲は国内盤だと"Joy Inside My Tears"を加えての、
メドレー形式のトラックとなる。
アース・ウィンド&ファイアの#10はダニー・ハサウェイの娘、レイラを迎えてのナンバーで、
骨の太いサウンドの中にレイラの爽やかなヴォーカルが彩る。
タイトル・トラックのリプライズ曲の#13には、
スペシャル・ゲストとしてジョー・サンプルのラップというか、台詞が入っている。
ザ・ベスト・オブ・マーカス・ミラー(+2)
マーカスミラーのBEST盤で、悪い訳無いだろうと思い購入しました。
良いです。 とっても良いです。
全作品は所有しておりませんが、ライブ盤を除いてすべて持っておりますが
マーカスの中でも“ビシッ”“バシッ”と決まっている曲がおおよそ選曲されております。
抜かり無しと言った処でしょう。
持ってて損しない作品。
マーカス ミラーに少しでも興味在る人是非お勧めで御座います。