魔王様げーむ! (メガミ文庫)
魔王の専属メイドとなったレモン(元・男性)の受難(?)がコメディータッチに描かれています。
特に憂鬱になる展開や重い展開がないので、さくさく読めました。全体的にはよくまとまっていたと思います。
登場人物に関しても、王道なキャラばかりなので、特に不快には感じませんでした。
ただ、ファンタジーものにありがちなのかも知れませんが、それなりに登場人物がいるので、
1人1人のキャラが少し中途半端な形での紹介になってしまった気がしました。(メイド隊などもっと話数があれば、キャラが際立った気がしました。)
もっと広げられる話だと思うので、この本だけで作品終わるのはもったいない気がしました。
次回作があるなら、また読みたいと思います。