家庭用放射線測定器エアカウンターS ([バラエティ])
現在、単体での測定器の値段がリーズナブルになっているようなので、比較するとこちらは2000円ほど高くなる冊子付きですが、使用法に不安があるなら、なにか参考本が必要ならこちら。
ぼくは価格相応の図書券があったので、書店に注文で手に入れました。
ただ冊子は薄い製本のおまけ的な印象は拭えません。しかし漫画による解説などはなかなかいいと思います。生活者には大事なことをポイントとして書いてあります。
もっと深く知識を得るなら武田さんのホームページなどを開くといいと思います。
深刻になりがちな本来の内容であるわけですが、竹田先生だとカバーに象徴される笑顔に、ついリラックスしてしまうのがいいのか悪いのかは、正直にはなんとも言えません(笑)。
しかしもし竹田先生でなければ、なかなか庶民の懐に入ってくるのは難しいだろうと思うほどな存在でもあります。
肝心の測定器は、家庭で使用するにはぴったりに感じました。
東京在住で、家は古い日本家屋で、また周りは土ですし雑草も生えます。
最初は家の中より外気の空間線量のほうが低い場合が多いのにややショックを感じました。
これは総じて、丁寧な掃除の有無に依るところが大きいのかもしれません。
風のヌケの悪い場所、空気の淀みがちな場所。また埃から来るものも大きいのか。
トイレなどの狭い空間、またエアコンの吹き出し口に近づけるとやはり高い。
傾向として、線量の高い場所は測定の初期の表示に高い数値が出て、その後やや下がっての表示が出やすい。0.1前後以上の場合がこの傾向。
比較的低い場所は、0.05から始まりあまり大差ない表示。
しかし、同じ場所でも毎回変動の大きい時もあり、どうも複数回で平均値を取る方が適切かとも思えます。
日や時間によりも変化はあるようで、外でも風向によってか、いつもより高い表示もあります。
とにかく放射能を気にしつつ生活して、部屋各所の線量の傾向を調べたり、除染的な掃除などの対策、などなど、必要性を感じている方にはコスト面から見てもおすすめです。
放射能生活の注意事項―一億人のために
内容的には同著者の既刊「早く肉をやめないか?」「こんな食品だったらお金を出したい!」「ガンにならないゾ!宣言」といった書とかなり重複している。
即ち、
1.肉食の危険性の強調と、玄米菜食の勧め。
2.ファストフードをやめて、いわゆる「スローフード」の勧め。
といったことが基本である。
今回はそれに加えて、現在ネット上で話題沸騰の、飯山一郎氏による「米とぎ汁乳酸菌活用法」が取り入れられていることが本書の大きな特長と言える。
また、長崎で自らも被曝しながら、多くの患者や病院従業員の命を救ったことで知られる秋月辰一郎医師の逸話や著書もふんだんに引用していることも特長である。
総合すれば、人体自体の「免疫力強化」がこの放射能汚染された日本で生き抜くためのカギと主張していると言える。
それにしても、同著者が長年訴えてきた「玄米菜食」が、この放射能汚染された日本においてより切実な意味を持ってくるとは、長年の愛読者の一人としても夢にも思わない事態だった。まさに船瀬俊介氏こそ「警世のジャーナリスト」と呼ぶべきであろう。
汚染(紙ジャケット仕様)
70年代イタリアに突然変異的に誕生した電子音楽。ロック的要素も豊富で聞いてて楽しいです。
その一部は、「楽園に向かうデュール」(アモンデュ―ル)、「クローサー」(ジョイディヴィジョン)
にも通じる音だと感じました。今でも色褪せていないと思います。
上記バンドがお好きな方は、紙ジャケ見ながら聞いてみるのも一興ではないでしょうか。
きっと楽しめると思います。