消臭 5本指ソックス 生成(きなり) 5足組 25-27cm
足の蒸れるのがイヤで、家では冬場だけ靴下履きの私ですが、肌寒くなってきたので自宅履き用にお試し購入。
思ったより足指の自由度が高く、踏ん張りが効く感じがよい。指間の蒸れも軽減。
家だけではなく、仕事にも履いて出るようになりました。
靴を脱ぐ機会があると、少し照れますが・・・。
そんなときは、話のネタにも活用しています。
綿100% スムス手袋 マチなし L(12組入)
手が荒れやすく、爪も少し伸ばしているので
季節問わず仕事中は綿手袋着用しています
初めは白十字のFC綿手袋で、質は確かに良いものですが値段が高くお財布に優しくありません
そこで、スムスの綿手袋に挑戦してみることに
白十字よりも薄手でしたが、何の支障もありませんでした
爪で指先がもろくなりやすい事を考えてLサイズを選びました
洗濯すると結構縮むので、サイズは悩ましいところです
指の部分は選択すると丁度良い長さになります(爪が多少ある分余裕がないと破れやすいため)
ですが、手首と甲がユルユルになります
作業する分には特に障害はないので、Lサイズで良かったのかなと個人的に思う事にしました
黄ばんだもの・黒ずんだものがあるなどのコメントが気になりましたが、
私は2set購入してみてそういうものは全くありませんでした
これなら、家で寝る時用にも使えます
12組入で1000円なので、1つ約84円
そう思えば十分良い商品だと思います
手塚先生、締め切り過ぎてます! (集英社新書 490H)
手塚治虫さんの元でチーフアシスタントを努めていた方がお書きになっています。
巨匠の創作を最も間近で見ておられた方ですし、何と言っても、手塚漫画の共同創造主ですから、一言一言に、手塚先生を偲ぶ思いが伝わってまいります。
手塚治虫氏は、「漫画が正妻でアニメが愛人」と仰っていました。アニメ制作が入ってくると、物凄い仕事量になってくるようです。
世の中には、アニメ制作の低賃金長時間労働を手塚治虫の責任であるという方もおられるようです。嫉妬深い人であったとか、編集者を虐めていたとか、非難する人もいますが、一緒に仕事をしてきた著者からは、手塚治虫さんの素晴らしい人柄と興味深い創作の秘密が伝わってくるばかりで気持ちも明るくなる内容でした。
手塚先生は、戦争が終わったとき、夜の街灯を見てとても嬉しかったこと、そして漫画が描けるという喜びを感じたことを語っておられます。
そのまま、大好きな漫画を一時も休むことなく45年間描きつづけました。
一番辛いときが、劇画の登場と虫プロ倒産が重なった昭和45年頃とこの本には書かれています。
劇画は大人の漫画として、残虐シーン、Hなシーンが盛り込まれていますが、PTAの悪書追放運動の矢面に立って説得にあたってきた手塚先生にとっては、青天の霹靂だったのではないかと想像しました。
手塚先生も、劇画のタッチを取り入れ、最悪期の直後、昭和49年頃から最も忙しいシーズンを迎えます。
「ブラックジャック」「三つ目がとおる」で復活を果たすのですが、苦しくなればなるほど、手塚先生は、一番好きな漫画作りに没入していったんじゃないかな、とも思いました。
手塚漫画と手塚治虫その人を愛し続けた方々の思いが感じられ、読み手もその思いがさらに強くなる本でした。
テレビまんが主題歌のあゆみ
個人的な意見として、1960〜1990年代位までのアニメソングには、
最近のアニメソングが無くしてしまった、何かがあるような気がする…
その何かを知って頂く為にも、是非聴いて頂きたいアルバムです。
「鉄腕アトム」オリジナルサウンドトラック(1980年日本テレビ系全国ネットアニメーション)
フォーライフが当時、初めてアニメ盤を手がけたことで話題となったLPの紙ジャケ復刻盤。親世代にもアプローチするためか、当時はバイフォニック録音(ダミーヘッド録音の類いか)を売りにしていた。子供向けのアルバムとして通じるよう歌に力を入れ、OP・EDが4曲、アルバム用と思われる挿入歌が3曲、合計7曲が歌もの。本編使用サントラはわずか4曲だが、さすが現代音楽畑の三枝成彰だけあって、これがハンパじゃない。フュージョンありーの、ファンクありーの、テクノチックアプローチもありーの、毎回使われたベタなアトムのテーマも組み合わせて組曲風にしちゃいーの。
おまけにコレだけスタイルの違う楽曲をきちんと組み合わせて、スジの通った1枚のアルバムにしており、聴いた後の解脱感も素晴らしい(「スクランブル・ロケット」から「未来に向かって」の流れなんかカッコよくてため息でちゃう)。「アニメのサントラなんか」とバカにしてはいけない。けだし名盤と言ってよい。
クレジットはないが、演奏はなんとカシオペアだとか。カッコよすぎるはずだ。4曲を歌うANKHはジャニーズのバンド。おまけに「裏返しの友情」を歌っていたのは氷室京介なのである。
※後に「手塚治虫生誕80周年記念」と称して、新たに編集し直した盤がリリースされた(FLCF-5018)。もっともこの記念再発盤、氷室によるアトラスのテーマが削除されている。もとのLPには、(1)アトラスの居城「クリスタル」のテーマとして使用された美しいインスト曲、(2)アトラスのアトムに対する葛藤を描いた氷室の歌、そして(3)アトラスとの戦いを描いたインスト曲と一連の流れがあり、アルバムの構成を壊す暴挙。さらに、ラスト曲のあとに、削除された曲の埋め合わせとして昭和38年版主題歌を追加収録しているのだが、これがアルバムの統一感・解脱感を壊してしまって興ざめ。このCD入手を考えている方は、記念再発盤ではなく、こちらの完全復刻盤を購入することをおすすめする(ひどいデザインと思われる方もいるかも知れないが、ジャケットから封入ポスターといったパッケージングまで当時のままなのだ)。