竜童組 - RYUDOGUMI -
ロックと和の融合ということだが、今思うと、
ブラスセクション(Sax&Fl+本人のtp)やパーカッション(和太鼓)を充実させたりして、
宇崎竜童のイメージとしては、日本の「ビッグバンド」、
日本のデューク・エリントンを目指したのかな?とも思う。
ライブでは竜童の歌よりメンバーのソロが見所で、
特に「ザ・カムイ」のバイオリンソロはライブのクライマックスだった!
バンドのサウンドがとても力強くてエキセントリックで
バンドリーダーとして、竜童は力量があるなぁと思った。
にしても、客席を背に大太鼓に向かう筋骨隆々の竜童はカッコよかったなぁ。
「3.数え唄」からライブの後半の盛り上がりが始まるのだが、
このアルバムでも、この曲から竜童の作曲力を感じる。
「4.ザ・カムイ」がこのアルバムのメインだが、その後も含めてこのバンドの代表曲になった。
もともとは「カムイの剣」というアニメ作品のための音楽。
「6.祭囃子がうねるよ」は焼酎のCMに使われましたね。
本人は酒はほとんど飲まない。でも耳に残る演歌のようなメロディはさすが。
「9.新宿レイニーナイト」は30インチ45回転シングルでも出ていた。
所ジョージとのテレビ番組のエンディングで一緒に毎週やっていた。
ダウンタウン時代を感じさせるバラード。
ゴールデン☆ベスト
レビューに「無頼派詩人」とある。たしかに、若いころから「破滅型」のような印象を持っていたが、歌は好きだった。秋田弁で強烈な個性だ。最後にコンサートに行ったが10年ぐらい前か。最近、各社合同でミュージシャン別「ベスト・アルバム」が出ていると知り、まず、友川かずきを買った。1975年から2003年の新作まで全18曲。久しぶりに聴いたが、やはりいい。血が出てくるような歌い方。秋田弁がまたいい。代表曲「生きていると言ってみろ」他、「ワルツ」「汚れちまった悲しみに」、ちあきなおみに捧ぐという新しい曲「夜へ急ぐ人」など友川かずきは健在だった。とてもマイナーな歌手かもしれないが、是非、聴いて見てください。90年代、ほとんど若い日本人の音楽を聴かなかった。しかし、森山直太郎や平原綾香などをはじめ、面白いと感じられる人がでてきて聴きはじめているが、60年代、70年代のフォークなどがリメークされていることなど、フォークといまの新しい音楽が近づいているように感じられる。その共通項は「詞」だと思う。言葉を大切にする、日本語を大切にする、だから、言葉が耳に残る。嬉しい傾向だ。だから、友川かずきはいまどうしているかと気になったのだろう。他にも沢山いる。昨夜、連れ合いと一緒に聴き、感動した。若い人も、そうでもない人も聴いてみてはいかがでしょうか。
ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃 [DVD]
内容はともかく 東宝はそろそろ廉価盤(1枚組)を出してみたらどうか。
このDVDも発売から もう4年 ヲタク向け価格はもういいでしょう?
「トリック劇場版(1作目)」は12月に廉価盤を発売するのに・・・。
四十七人の刺客 [DVD]
×「義士」 ○「テロリスト」
×「討ち入り」 ○「やくざの出入り」
×「忠臣蔵」 ○「吉良義央殺人事件」
×「時代劇」 ○「やくざ映画」
そう割り切ることができるのであれば、この「四十七人の刺客」はたいそう面白い映像作品といえる。市川崑監督が「溜息が出そうな物語」を「鳥肌が立つほど美しい映像」で巧みに描写している問題作。
池宮彰一郎の原作があまりにも素晴らしいので是非とも書籍でもこの作品を堪能していただきたい。
毀誉褒貶が激しいようだが、私は中井貴一の外連味たっぷりの怪演が好きである。きもい。