夜のピクニック [DVD]
こういう映画を観ると、自分が高校生だったときに、一年生全員参加の海の合宿や山の上でのマラソン大会がいやでたまらなかったことを思い出す。でも今は苦しかった記憶はほとんど残っておらず、友人と一緒に銭湯に行ったりしたことが懐かしい。本作の「歩行祭」と似たような伝統行事をそれなりにこなした、かつての高校生は同じような思いを持つのではないだろうか。
だらだら友と並んで歩く場面がほとんどだが、このだらだら感もまた高校生活の一断面だろう。映画の前半はこのペースに面喰らうが、徐々にそれにも慣れ、ゴール間際は3年生にとって残り少なくなった高校生活をいとおしむ様な感覚も表現されている。歩きながららの語らいを長回しで撮ったショット、橋の上の男女が別の男女に変わる鮮やかさ、時折高校生が真顔で話す会話の真剣さが印象に残る。
でもアニメを使ったり、空爆のフィルムを挿入したり、ワルキューレの騎行を使ったりするのは、チェンジ・オブ・ペース以上に演出過多ではないだろうか。その点は残念。
サクラ町さいず(8) (まんがタイムコミックス)
相変わらずの学園生活の中、今巻も登場人物たちは片思いのオンパレード。8巻目なんだから、一組ぐらいまとまっても良いじゃないかという願いは贅沢なのか。サ●エさん時空を抜け出さない限り、進展はないのか? 片思いあふれる中、肝心の主人公が恋愛よりも特売優先なのが原因か。
さて、何回春が訪れても進級しないキャラたちですが、新キャラはちゃんと出ます。今作では、鳥飼さん(表紙・向かって右側の女の子)が登場です。登場巻の表紙に描かれていることからもわかるように、従来のキャラに負けない存在感を見せています。勉強ダメダメ、体力なし、方向音痴に天然という迷惑この上ないキャラですが、前向きっぷりはさくら町最強かも知れません。
そんな彼女の登場に危機感を感じたヒロイン・田中ひろえの悪女モードの計算と自爆っぷりも今巻の読みどころのひとつ。このところマンネリ気味だった本作に良い刺激剤となりました。
しかし、それだけで誰も思いに進展はないので☆−1
ひろえ頑張れ。作者は助けてくれないぞ。
サクラ町さいず 5 (まんがタイムコミックス)
2007年夏から掲載誌も読み始めましたが、なぜ、成瀬ともみの髪型が違うのか謎が解けました。
特別なマシーンでは背は伸びないでしょ、春田くん。
たまに登場する体育女教師のような彼女は何者ですか?
企画ページ
眼鏡好きな松田円さんには申し訳ないですが、視力矯正手術が超簡単は大歓迎です。裸眼のまままわりを見渡したいものです。
たためる本は確かに欲しいですね。
カバーをめくると今回は
『ぎゃくてんサクラ町』
性別逆転です。しかし、ミカは違和感ないですね。
信二の女版の
「ちょっと待て、おいコレ手抜きじゃなくって?」
が笑えました。
初期の頃は、松田円さんならではのほのぼの4コマかと思いきや、今はそれだけじゃなく、萌え要素も混ざっている気がします。
まぁ、その方が面白いですけどね。絵的にも良いですし。
これが本物!ニッポンの湯宿―温泉教授、温泉チャンピオンの至福の温泉
8人の温泉通がリコメンドする温泉宿ガイド本。
8人それぞれが温泉を番付表でランキングしている点が面白い。
温泉番付というものが江戸時代からあったというのには
驚きだが…
江戸時代から湯治の旅というのが庶民の間では存在し、
「七日三まわり二十一日」、つまり21日間の湯治が
最も効果的だとか。
うらやましい…次はどの温泉宿に泊まろうか、
計画を練るときに便利だ。
明日もひまわり荘!(2) (まんがタイムコミックス)
カバー下のあとがきに、
「表紙詐欺っぽい」との作者コメントがありましたが、
どちらかというと帯詐欺ですww
プラス口絵詐欺
騙されて買う人が、むしろいて欲しい気がしますが
残念ながら2巻で完結
いいところで終わってしまった…という気がしてなりません
惜しいなー
番外編は過去編より、もうちょっと進展したかもしれない
笹井さん未来編が読みたかった
妄想でも構わないので
あ、七夕先生が、ちらっとゲスト出演されてました