子連れ狼 第一部 DVD デジスタック コレクション
この番組では第1部・第2部で主人公・拝一刀の息子・大五郎が一刀に「ちゃん」と呼び掛けるシーンが評判を呼び、この親子をパロディにしたCMが放送される程の人気を得て、それと同時に主婦層の人気も獲得したんです。
何もかも懐かしいです。
子連れ狼 第5巻 愛蔵版 (キングシリーズ)
『子連れ狼』は、有名だけれども、私は読んだのは、これが初めて。
これが、日本の漫画か!と、驚嘆した。
血にまみれスリリングな、話の回によってはエッチな場面も入る、もちろん、ただのエンターテインメント(それこそが漫画、と私は思っています。)。
それでいて、全体に、情と悲哀があふれる。
話の流れの間、絵・コマの構図が良い。そんな中で、自然の美しさが見え隠れして、日本的。
絵の線の多さは、苦手な人も多いでしょうが、スクリーントーンを貼るのが苦手な私は、ああ、こうやって、線で処理していいんだ、と安心したりして…。
『残菊の宿』の口絵を見た途端、そこに描かれた女性の、線のふくよかさ、伝わるほんのりした艶に、これが女らしさというものか、と教わった感じ。
『御定書79条』は、スリの「早変わりのお葉」や十手者の「心の字洗蔵」が粋でかっこよかった。
圧巻は『黒鍬縛樽』の戦闘シーン。ほとんどセリフがなく、静かな雪国の場で、熱い死闘を見せる。
そういえば、『カムイ外伝』にも、音のほとんどない、緊迫した戦闘シーンがあった。「雀落とし」という段で、やはり寒村が舞台。こういうの、日本的なるもの、という気がします。
子連れ狼 第一巻 DVD-BOX
私は現在43才ですが、中学生の時このTV放送を見て以来の大ファンです。
子連れ狼といえば他にもいろんな俳優が出演した作品があるが、萬屋作品の右にでるものはない。これほど私の胸を熱くする作品は古今東西ないのだ。
このたび本作品がDVDとなって永久に私のものになるとはなんという喜びであろう。まさかDVDになってるとは思ってなかったので、見つけたときはとても嬉しかった。発売元のパイオニアさん、ありがとう。