燃える!お兄さん 全19巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]
燃えるおにいさんは、ハイスクール奇面組と比べられるとこがある様ですが、私はこちらの方が好きです。
国宝ケンイチが無事親元に帰り、さっそくオヤジと繰り広げるアホな話はお腹が捩れる程面白いです。
「すき焼きバトル」などは、人間の奥底に潜む欲望をむき出しにした話で、それをギャグにして表現してて、
本当に笑わずにはいられません。
学校の体育の授業で跳び箱をすると、勢いあまって学校の校舎まで跳び越えてしまうなど、常識では有り得ない展開も見物です。
燃える!お兄さん 3 (集英社文庫―コミック版)
「燃えるお兄さん」は1987年から週刊少年ジャンプに連載されたアクション(?)ギャグ漫画です。巡回探職労働者に関する表現で問題が発生してジャンプの回収騒ぎを起こすなど変なところで注目をあびた作品でした。好き嫌いが別れる作品(奇面組が好きな人は特に嫌いな人が多い・・・)でしたが、私はそれほど悪い作品だとは思いませんでした。そんな「燃えるお兄さん」の本巻ではとーちゃんがおバカな理由で腰を負傷。その療養を兼ね国宝家(+火堂&ロッキー&さゆり)は温泉旅行へ。例によって憲一は大ハシャギ。温泉はもちろん、動物園あり、スケートありで波乱必至の催し満載の、国宝家温泉ツアーが始まる。
YOUMEX ORIGINAL LIBRARY SERIES VOL.1
YOUMEXというのは1985年にスターチャイルド(キングレコード)から
独立したスタッフによって設立された東芝EMIの子会社でアニメ・特撮専門のレーベルです。
80年代半ばから90年代にかけてふしぎの海のナディアやきまぐれオレンジロード等の作品で
数多くの名曲を送り出してきました。このCDシリーズには90年代後半までに
YOUMEXレーベルからリリースされたアニメ・特撮の主題歌をほぼ全曲収録しています。
ほぼというのは三丁目の夕日とバーチャファイターのEDが一曲ずつ抜けているほか
OVAの主題歌が未収録なためです。
中でも特にオススメなのはこちらのVOL.1で主題歌を収録したサントラが入手困難な
マシンロボやサントラ自体が発売されていない六三四の剣など超レアな音源が
収録されています。ほかの巻にはライジンオーやガンバルガーも収録されておりますし
このような形のオムニバスアルバムを残してくれたおかげで、主題歌が集めやすいのは
大変ありがたいことですね。キングレコードのようにサントラにしか収録されていない作品が
多いと集めるのが大変ですし。
こちらは2枚組で再発された復刻版ですが、旧盤をそのまま再プレスしてるため
収録曲だけでなく吸い出したデータまで完全に旧盤と一致してますし
2枚組のケースに入っていること以外はライナーの中身まで一緒ですので
お求めやすいほうをご購入ください。
アニメホットウェーブ
”超音戦士ボーグマン”というアニメを探していて、このCDを発見したときには既に購入していた。他にも昔好きだったアニソンが入っていて聞いていてTVで見ていたころを思い出しました。今は時間がなくてTVでアニメは見れないけど、よくレンタルで借りて見ています。
輝け!週刊少年アニメ王80’s
全盛時の週刊少年ジャンプからアニメ化された作品の主題歌をコンパイルするというアイデアは悪くはない。この一枚がまさに80年代の漫画→アニメの縮図の半分であることは事実だ(もう半分はあだち充や高橋留美子を擁するサンデーとミスター味っ子のマガジン)。
ただ、こういう「つまみ食い」型のCDは中途半端であることも事実。本当に音源を欲しがっている人にはもどかしいだろうし、ただ懐かしいという気持ちだけでこのCDに手を出す人がどれだけいるかは疑問だ。
例えば、シティーハンターなら(セリフがかぶっているが)「Dramatic Master」というテーマ曲をほぼ網羅したCDが今もあるし、東芝系の主題歌(オレンジ★ロードや燃える!お兄さん)は2004年に「Youmex Original Library Series」3巻6枚になって復刻されている。逆に、(最初の)キャプテン翼関連のCDは廃盤で入手が困難、復刻を待ち望んでいるファンは多い。Cat's Eyeだってオープニングテーマこそ容易に手に入れられるが(時にNew Takeというのがあるので注意が必要)、エンディングの「Dancin' With The Sunshine」は「ザ・杏里」を中古で探すしかない。
志のないコンピレーションは意味がない。その点では本盤は条件をクリアしている。しかし、CDを買う側の身になって作られてはいない。ファンが本当に望むものを考え、見極めて、制作にあたって欲しい。真にいいものなら自ずと結果はついてくるはずだし、それであってはじめて「王」と名乗る資格があるのではないだろうか。