志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ほ「佐々木政談」「夢金」
お奉行様を大岡越前守にした「池田大助」の名前でも演じたられる噺を、円生師匠同様、佐々木信濃守でやっている。出色の出来である。
「夢金」は、ぜんぜん文句はないのだけど、下げの部分で、「中は百両、うーーーん。あんまり痛いんで目が覚めてみると元の船宿で両の金を握っていた」で爆笑が出てしまった後に、解説を加えるのは、残念。
懐かしのメロディ~里ごよみ~
昭和演歌のカバーも含めて故里演歌を堪能できた。
我々団塊の世代には懐かしい故里の情景が浮かぶ佳作だ。
何といっても歌い手の高音の透きわたる歌声が良い。
近くの長島温泉でのショーでこの人の生い立ちを初めて知った。
母上は地方回りの民謡歌手だったそうで、それでこの高音かと合点がいった。
65歳にしてこの歌声である、まだまだやれそうだ!
三橋のカバーは嶋三喜夫の方に少し分があるように思われた。何せ愛弟子だからしょうがない。
この人の次の新曲にも期待しょう。
H24M4記