闇に舞い降りたホープけ~くんの超絶ムービーリスト
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おすすめベスト10!
山奥妖怪小学校 (Moo.念平短編作品集1)
『山奥妖怪小学校』は、今となっては四半世紀も前のマンガです。画は古いと言う人もいるでしょうが、この作者のすごいのは、長期連載でもはじめから最後まで画風が変わらないことです。私の好みの画ということもありますが、今でも全然魅力は衰えていないと思います。この人の書く女の子は魅力的だなー。
また、内容もしっかりしていて、「ドタバタの新人奮闘記」としても、「押し付けがましくない『外見で人を判断しない』教育的マンガ」としても読めます。「お蔵出し」のエピソードのラフ画なんかを見ると、先生を取り合う3人の美女なんて、ぜひ読みたかった!(この「お蔵出し」はいいですね。ラブレターを書く一見とか、めちゃくちゃかわいい)
今からでも連載をしてほしいと願いたいマンガです。
見えない傷痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
デンマークのミステリー界に確固たる地歩を築く女流作家ブレーデルの人気シリーズ女刑事ルイース・リック初紹介作です。昨年の「特捜部Q」シリーズを皮切りに最近の早川書房は完全にデンマーク押しで秀作が次々に紹介されていますが、今回は初の女流作家が取り上げられたと言う事で興味を惹かれ大いに期待して読みました。
デンマークの首都コペンハーゲンで暴力的なレイプ犯罪が発生し、殺人捜査課所属の女刑事ルイース・リックに捜査が任された。心身共に深く傷ついた被害者女性スサンヌと接し心のケアをしながら聞き取りをした結果、ルイースはインターネットにより獲物を狙う常習レイプ犯の存在を疑い、やがてそれを裏付ける様に第二の痛ましい事件が起きるのだった。
デンマークのミステリーを読んで共通して感じる事はやはり現代社会で起きる犯罪事件を生々しく描くその強烈なリアリティーです。本書でも今まさに犯罪が行われている場面を挿入して、被害者女性の立場に立ったリアルタイムで感じる激しい苦痛の感情をありのままに伝えソシオパス常習レイプ犯の異常性を描き尽くしています。そしてフーダニットの真相としては大きな意外性はありませんが、何処にでもいそうな普通の男性像を人との関係性の面からショッキングに印象づけています。それから本シリーズの人気はやはりヒロインの女刑事ルイース・リックの魅力に負う部分が多いと言って良いでしょう。仕事中毒の気味があり私生活を投げ打ってでも事件捜査に没頭するタフな女性ですが、今回は思わぬ愛情面での破綻を経験して深く傷つき打ちのめされて悲しみに沈み込みます。でもそこからすぐに立ち直り新しい道に踏み出すのが彼女の良さで、上司達からの同情に反発し気丈にも犯罪現場に乗り込んで犯人と対峙し一触即発の緊迫した状況を見事にさばいて見せる活躍が素晴らしいです。けれども彼女が勇ましいだけではなく、動揺と震えを押し隠す心情や繊細で優しい内面を持つ女性である事が読者の共感を呼んでいるのでしょう。女性上司のハイルマンはしっかりした好人物で頼りになりますし、フレミング検屍官との仲が今後どう発展して行くのか気になる所で、また親友女性のカミラは新聞記者で普通は警察とは敵対関係で険悪になりそうに思えますがそうはならずに良好な関係を保っている事が心を静め穏やかな安らぎを感じさせてくれます。
シリーズが今後も紹介されるかどうかはまだ微妙な感じですが、精緻な心理描写が光る堅実な警察小説と魅力的なヒロインの活躍が読める日が再び来る事を祈って今から楽しみに待ちたいと思います。
桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう 天気と日本史 (メディアファクトリー新書)
以前、鉄ヒロシの(信長遊び)で日本の主要合戦の分析が旧帝国陸軍の手で行われ、史実とは違った解析を行ってきたことをうっすらの滲ませていましたが、この本で今川義元は桶狭間(この場合は谷間を意味する)でなく桶狭間山(山頂を意味する)に陣を敷いていたこと、そして山頂にいて見晴らしが良く奇襲など受けにくいはずの今川軍が、実は局所的な豪雨に覆われて視界が効かないときに信長軍の急襲を受けて首を取られたことを鮮やかに解明されています。見事です。その他元寇襲来時の神風の謎解きを気象の観点から分析され、気象が歴史を決める重要な要素であったことを述べている。また日常の気象情報が如何に大事かを丁寧に説明されています。実に面白い本でした。
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