叱り叱られ
「超熱い」山口さんが「元超熱く」「今も熱い」大物相手に互いの音楽観をぶつけ合う
その結果は予想通りの魅力的なグッツグツに煮えきった内容
それぞれにもう達観しきった大物達に熱い質問をぶつけることで
自分の糧を見出し大物達にも更なる高みを見せるような
互いに意義のある対談でした
えてしてこういう対談は片方が教えるだけで投げてと受け手が決まっているのに
双方にとってあの対談で更に大きくなりました
と
双方が後に思える内容
山口さんの力もさることながら
この企画・キャスティングした人
最高です
僕は天使ぢゃないよ [DVD]
林静一原作の人気漫画「赤色エレジー」をミュージシャンのあがた森魚が製作・脚本・監督・主演・音楽を務めた映画。
1974年の完成から1991年14年を経て、劇場公開されたそうだ。
大瀧詠一の映像はほとんどないので貴重だ。
70年代の風情が古さ、懐かしさを感じる。
ノスタルジックで抽象的だが、しっかり描きたい事は伝わってくる。
大滝詠一の「びんぼう」の曲に乗ってポップな映像も面白かった。
あがた森魚の「赤色エレジー」など劇中の曲も良い。
映像特典があり、あがた森魚インタビュー、スチール集が収録されている。
サウンド・クリエイターのための、最新版デジタル・オーディオの全知識
大瀧先生ファンとして読み始めたが、もちろん、後半の対談は、これまで聞いたことが無い内容で、分母分子論と並ぶ、音に関する大瀧先生の志向が理解できる価値ある内容なのだが、前半の柿崎さんのレクチャーも、デジタルを扱ううえでのポイントや、プロ機器の話が程よい分量に盛り込まれていて、大変興味深く、一気に読める。タイトルの「全知識」というのは、当然、この分量の本1冊ですべてを語ることはできないながらも、「柿崎さんが大切にされているポイントを広範囲に理解できる」という意味でとらえるべきだろう。
柿崎さんは、エンジニアを離れ、大学で教鞭を執られるとのことで、これまでの総まとめとともに、きっとテキストとして活かされるに違いない。
大瀧詠一―総特集 大瀧詠一と大瀧詠一のナイアガラ30年史 KAWADE夢ムック 文藝別冊
“ナイアガラー”の名を語るのであれば必携の一冊ですね。かくいう私も完全に後追い世代なんですが、現状手に入る唯一といっていい大瀧詠一の研究本で、価格以上の価値があります。有名な「分母分子論」や、大瀧さんが選ぶアメリカン・ポップス「私の100枚」、フィル・スペクターのアルバムに寄せたライナーノーツを再録。とにかく対談のボリュームが多く、大瀧さんの生の言葉に触れられるのがうれしいです。どの寄稿も貴重なものばかりですが、個人的に湯浅学さんがナイアガラ事務所に「丁稚奉公」していた時代の回想が面白かった。
来年はいよいよロンバケ30周年! リマスター盤とともに、いよいよ次の決定版的な研究書が出てこないかと密かに期待・・・。
とにかく、執筆者/編集者の方々の愛が伝わってくる素晴らしい本です。
A LONG VACATION
昨年、CMで「スピーチバルーン」を耳にして思わず懐かしくなって購入しました。
リメイクされたので若い方も「恋するカレン」はご存じかも知れません(息子が知っていたので何でだろうと思った。)。
その他太田裕美が歌った「さらばシベリア鉄道」や「君は天然色」、「カナリア諸島にて」などなど。
確か、当時は、レンタルレコード店(これも懐かしいですね。でも当時は画期的な商売だと思った。)で借りてテープにとって聞いてたと思います。
今はこの値段でCDに。外のCDもまた買いたくなりました。