エリン・ブロコビッチ
大筋は事実に基づいている、ってところが驚かされる
最も、普通じゃない話だから『映画化』されるのだろうけど
自分を信じて、一所懸命事に当たれば、報われる
そんなことを、映画で疑似体験し自分の活力にしたい、スカッとする作品
エリン・ブロコビッチ
『アメリカン・ビューティ』でいきなり、大人気コンポーザーとして注目された、個性派トーマス・ニューマン。かの傑作の次に担当したのが、このソダーバーグ監督の問題作。ここでは、なんとおなじみのトーマス・ニューマン的雰囲気サウンド(メロディがある感じではないのに、一気に覚えられる、あの不思議なリズミカルなサウンド)でブルースをやろうとしているのである!! こまで、自分の世界の中で何ができるかをハメ外してやっているのは、この作品しか知りませんが、天才ならではの余裕出まくりの問題作。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
アメリカンサクセスストーリー。
ジュリア・ロバーツのパワフルさ
見ていて元気になれます。
話の内容は至って簡単。
大企業の環境汚染に気付き、住人を説得し署名を集め、史上最高額の和解金を勝ち取る。
落ち込んだ時、考えたくもない時にお勧め。
ジュリア・ロバーツの魅力が伝わる
ファンなら必ず押さえておきたい作品。
エリン・ブロコビッチ (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)
本書はジュリア・ロバーツ演じる主人公エリンがアメリカの環境汚染問題に立ち向かう実話を本にした映画です。実話に基づいてもドキュメンタリーではなくエンターテイメントとして楽しめる映画になっている。
映画自体が面白いので、英語の教材に選んだのだが、主人公エリンは離婚歴2回で子供が3人、無学、無職、貯金残だか16ドル、短気でマシンガンのように毒舌で相手をたたきのめすような主人公。
そのため、汚い言葉がふんだんに盛り込まれていて、台詞を真似しようというのにはやや向かないと思う。へんに真似してスラングだったら大変だし。至る所にFuckをつけるので、そのあたりを気をつけないと危険。
リスニング教材としは速すぎるわけではないが、専門用語(クロムとか)もあるので、ややむつかしい。リピーティングするなら安全なフレーズを選べないと恐いかも。英語勉強にはやや上級者向けの作品。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
ジュリア・ロバーツと言えば17年程前「プリティウーマン」の純粋で一途な役柄の好演がキャリアを築いた。-しかし、あの作品以降、いわゆる「ややコメディ寄りの恋愛もの」の出演ばかりがほとんどだった。-しかしそれはある程度仕方ない事だ。あのファニーで明るい美貌.抜群のスタイルの個性から言うと、なかなか所謂「定番路線」からは抜け出せないものだ。-しかし、本作を観劇したとき、まさに「役者になったな〜」という強い印象を受けた、抑えめの画面トーンからあの個性が浮くことなく、しっかりマッチし、その中で、しっかりと「目標に向けて突き進む人物」を力強く、パワフルに演じきっていた。作品全体のビジョンとトーンを明確に定め、ジュリア・ロバーツを「逸脱しないよう」演出した監督の力量も大したものだ。未見の方にはぜひお勧めの一作。