女の子の声になろう!
解り易そうな本を選んでこの本を買いました。
本に書いてある説明は素人の私でも解りやすくてよかったのですが、問題は付属のCD。
これは他の方も仰っていましたが、一部編集が加えられたような感じの声も入っていて、「これ、本当にこの人のナマの声?」と疑います。
あとこれは個人的な事ですが、言葉遣いが時折悪く、まるでカンペを読んでいるかのような棒読み状態が目立ちました。
しかし、説明は解りやすかったので☆3の評価をしました。
もしVIP店長が講師をやっていたら評価はかなり変わっていたかもしれません。
これも他の方が仰っていましたが、私のような素人が買う分にはいいかもしれません。
逆に本格的に学びたい方、声優などのプロを目指す方にはお勧めできません。
Creative サウンドカード PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium SB-XFT
まずレビューを読む人が気になることはPCI版の「X-Fi XtremeGamer」と何が違うかということだと思います。
そこで変更点のうち大きなものを列挙してみます。
私のパソコンのOSはXPなので、Vistaではどうなのはわかりません。
・接続端子がPCI Expressに変わった
・角型の光デジタル入力端子と出力端子が追加された
・基板が横方向は少し縮んだものの、縦方向に大きくなった
音に関しては変わらないと思っておいた方がいいです。
ただ、オンボードサウンドと比べると透明感にかなりの飛躍があります。
サウンドカードになれてしまうともはやオンボードに戻れないですね。
あと内蔵ソフトウェアもまったく変わっていません。
すぐに慣れると言うべきか、進歩がないと言うべきか。
以上の情報だけではおもしろくないので、PCゲーマーに「Sound Blaster X-Fiシリーズ」をおすすめする理由について少しだけ書いておきます。
サウンドブラスターX-Fiシリーズのサウンドカードには、もれなく「X-Fi CMSS-3D」という機能がついています。
この機能は、2ch音声をサラウンド化する疑似サラウンド技術です。
(もしくは、サラウンド音声を違和感なく2chヘッドホンで出力する機能)
サウンドの仕様規格は乱立されていて何が何だかわからなくなっていますが、この機能とヘッドホンさえあればサランドになることだけは確かです。
そして他社製のサウンドカードはゲームにおいて不具合・相性問題が多いと聞きます。
もともとサウンドカードは不具合を起こしやすく、もちろんクリエイティブ製のサウンドブラスターも例外ではありません。
しかし、他社製品を買って苦労するよりも、他社製品よりも不具合が少ない可能性が高い(安定している)サウンドブラスターを買うのは意味があると言えます。
たとえ他社製品の方が音づくりに関しては歩があるとしても、です。
まとめです。
PCIのサウンドブラスターを持っている人は買い換える必要はありません。
どうしてもPCI Expressに繋げなければならない人は買う価値があります。
透明感のある音はとても魅力的ですが、音作りはオンキヨーのサウンドカードの方が上だと思います。
まあ音作りに関しては好みの問題とも言えますけれど。
しかし、ゲームにおいて実用性、迫力、安定性を求める人は、他社製のサウンドカードよりもこちらを買う理由が大いにあります。
やはりゲーマー向けというのが結論になってくるでしょう。
電子工作キット(ボイスチェンジャー) MK171
ふとハンダ付けがしたくなり(?)購入しました。
キットにはスピーカが含まれていないので、電子パーツ店などで別途購入する必要があります。
(安いものだと200円程度から買えます)
1枚ものの説明書を見ながら、数字順に従ってパーツを基盤に付けていけばいいのですが、
電池のリード線はかなり細いため、出来上がってから何回かいじると切れてしまいました。
なお、組み立てるとちゃんとボイスチェンジャーとして動作します。
ン十年ぶりに楽しい理科の実験気分が味わえました。
女の子の声になろう! 即効ボイトレ編
筆者は声の仕事をしているプロであるので、基本ができているのだろう。
だが、「女声」というニッチな応用に関しては、実用には程遠いレベルである。
基本ができているだけに、CD最後の実践例で確実に「えぇ〜…」となる。
なんていうか、中の文章も
「人によっちゃ無理かもしれん」と言いたいのをオブラートに包んでるような感じも受ける。
CDが酷い事の言い訳にしか聴こえない。なんだかなあ…。
●
この本と他の本との違いは、メラニー法である。
しかし、未だに一般層にはほとんど認知がない上記の発声方法を売りにしているのに、
付属CDの内容が全くそれをカバーしない。
CD内容はほとんど、音階の練習フレーズだけ。
確かにミックスボイスの練習にはいいかも知れないけど、
本書の目的はミックスのさらに先に有る「女声」なはずです。
肝心のメラニー法であるとか、声が鼻にかかってしまう事の対処など、
本書のタイトル「女の子の声になる」という問題に対しての具体的な回答が、
実例としてまるで示せていない。
対処方法を書くだけ書いて、講師本人が問題を解決できていないので、
本当にソレが正しいのか、普通は疑わしく思うだろう。
声帯という、非常に微妙な加減が必要となるモノに対して、
音なしのウンチクのみで素人が解まで到達できるのかは甚だ疑問であるし、
それを証明するかの如く、CD最後の、筆者による実践例はひどいものである。
CDを聞く限りでは、筆者自身がそういう、
「理屈は知ってるけど、これが正解なのかどうかがわからない」
という、素人によくある失敗に陥っているのではないかと疑わざるを得ない。
女声を出すのに数ヶ月の訓練期間が必要な場合がある、という状況で、
このダメな実例を聞きながら、やる気が持続させるのは、
右も左もわからんような素人には、なかなか難しいのではないか?
「始めたばかりの、聞きかじったド素人の日記」ではなく、
「指導者」として「教本」を出しているという事を忘れちゃいませんか、と思う。