EA BEST HITS ゴッドファーザー2
ドン・エディション→[松]
今作→[竹]
オフ専の方・簡単ゴリゴリ系である程度長い期間遊べるゲームをお探しの方にお勧めです!
※グラや規制、フワフワ感には目をつむっての採点です(^^)v
SABRINA NO HEAVEN
このアルバムの聴きどころは、個人的にはリズム隊だと思っています。
「ヴェルヴェット」のパーカッション、ベースはカッコヨスギ!
「サンダーバード・ヒルズ」は前衛的な雰囲気さえ感じさせる。
私はこのアルバム、高く評価します。
「ブラック・ラブ・ホール」「太陽をつかんでしまった」は代表曲、
今までのミッシェルとつながっているサウンドだと思いますが、
いろんなテイストの楽曲もあり、彼らは一辺倒に見えるけれど、
目指す音はややシフトしても、
それを4人が同じベクトルでやっていたんじゃないかと思います。
なのに、なぜ解散したのか・・・。
行くところまで行き着いたから解散したのか・・・。
どちらにしても鮮烈かつ洗練されたカッコいい一枚。
聴いてほしい!
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追記(2009/07/22)
アベさん、ありがとう。安らかに・・・
ゴッドファーザー PARTⅡ<デジタル・リストア版> [Blu-ray]
PART1、PART2、PART3と同時に購入しました。
この価格は嬉しい限りです。
新録の森川版マイケルが好感触でした。
PART1、PART2、PART3の収録吹替えがバラバラなのは
何とかならない?って感じですが、
まあ、PART1、2の新録が堪能できたので満足しています。
野沢版マイケルが収録されたら、必ず買い直します。
The Godfather (Signet)
原作読む前に、何回も映画を見たけれど、
原作の方が面白かったです。
登場人物が織り成すドラマが、より深く
描かれているからです。映画ではカットされて
しまった部分が意外と物語を深くさせる部分だったりして楽しく読めました。
単なるマフィアを描いた物語ではなく
厳しい世の中で、克服しなければならない壁みたいなものに
どう立ち向かっていくのかという、割とビジネス的な要素も
物語の根幹にありそういった意味でも価値ある作品です。
是非、ご一読を。
ピーター・フォーク自伝 「刑事コロンボ」の素顔
2007年に出たピーター・フォークの自伝『Just One More Thing』の翻訳。
いやぁ面白かった。
片方の目を失った幼い日々から、大学をいくつも変わった学生時代、まだ冷戦時代のユーゴスラビアにガールフレンドと乗りこんだり、船のコックになったかと思うと、果てはCIAの面接を受けたりするなど、コロンボになるまでのピーターの人生は実に波乱に満ちています。
ピーター・フォークが自らの人生に求めたのは「刺激」の一言に尽きると思います。
「鉄のカーテンの向こう側のミステリー以上に刺激的な出来事なんて、当時の西側社会にはなかったろう。」(53頁:ユーゴスラビア行きを思い立ったときの心境)
「わたしはひらめいた。デスクワークなんかじゃない、スリル満点の国家に尽くせる仕事。事務職なんかじゃない、考えれば考えるだけわくわくするような、そんな官僚仕事がひとつだけあるってことにね。」(58頁:CIAの面接を受ける決心をしたときの心模様)
これだけの起伏に富んだ刺激的な人生をまとめた書が300頁にも満たないというのはもったいないことこの上ありません。300頁に満たないと書きましたが、豊富で素晴らしい写真を掲載することに相当の紙数を割り当てているので、自伝を綴った部分はさらに少なくなってしまっています。
一世一代の当たり役である『刑事コロンボ』の裏話が思いのほか少ないのも肩透かしをくらった気がしなくもありません。
それでもこの本を実に愉快なものにしてくれているのは、訳者の手腕に負うところが大きいと思います。丁寧この上ない『刑事コロンボ』の言葉遣いとは裏腹に、大いにくだけた語り口調に翻訳しているので、まさに素顔のピーター・フォークが語って聞かせる姿が目に浮かんでくる思いがします。
これだけ素晴らしい自伝なのに、誤字脱字の類いがわずかにあるのが残念です。
増刷の際に修正されることを期待して、私が気付いた校閲ミスを以下に指摘しておきます。
「わたしが手に手にしたのはなんと主役の座だった。」(51頁):「手に」という言葉が重複しています。
「26歳の男ははたしてナイーブか、それともアホか。」(62頁):英語の「na've」をそのまま「ナイーブ」としていますが、英語の意味は「純粋で傷つきやすい」という意味ではなく、「世間知らずな」という意味です。
「ジョン・ヴォイド」(200頁)とありますが、Jon Voightなので正しくは「ジョン・ヴォイト」です。
「あの映画のどこか一番おもしろいかと尋ねれば」(261頁):「どこが」の誤り。