ウフル・ピーク
R&Bだとか、
モータウン・サウンドだとか、
ダウンビートや印象的なホーンのフレーズが好きな人なら、
きっと満足してもらえるはず。
はじめて耳にしたとき、
まさか現代の日本のバンドとは思えなかった。
(私にとっては)よい意味での古臭さ、
懐かしさを感じさせてくれて。
たとえば東京スカパラダイスオーケストラも好きなのだけど、
あちらほど都会的でもスタイリッシュでもないところが
また逆に魅力で。
9と12曲めのノリのよさ、かっこよさも
相当なものだけど、
最後の13曲目のブルージーな感じも、
個人的にはまたツボ
数少ない不満の一つは
最近よく見る紙ジャケットというくらい。
エコだかなんだか知らないが、
あればかりはいただけない。
近所迷惑にならない程度に、
大音量で聞きましょう。
ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100
ジャズ・ミュージシャンのコメントによるジャズ名盤本第2弾。とにかく、ミュージシャンのコメントが抜群におもしろい。けっこう音楽的なコメントもあるのだが、インタビューからの言葉なのでコアなジャズファンでなくても音楽ファンであればスムーズに読めるし、わかりやすい内容なのでいい。いわゆる評論家の高いところから評価する名盤本ではないので、初心者でも入りやすいだろうし、マニアにとっても価値あるコメントが多いと思う。そういう意味では手元に置いておきたい1冊。もっと最近のアルバムも載せてほしい気もするが、昔のやつでもけっこう知らないアルバムもあったりしたので◎。しかし、これだけの数のミュージシャンによくインタビューとれたなあ、と感心。
Modern Jazz Performances Of Songs From My Fair Lady
録音、曲、演奏、どれをとってもすばらしい。
アレンジも、懲りすぎず、でも安直ではなく、絶妙なバランス。
企画ものと思って軽くしている方、是非聴いてみてください。
完成度の高いアルバムです。
ヴィレッジ・ゲイトのハービー・マン
神戸に住んでいたときに、ジャズバーの主人に聞いたハービーマンの名前、最初に買って聞いたのがこのCDでした。とてもいい雰囲気の曲で気力がわいてきます。
そういえば最近ハービーマンは亡くなりましたね。彼の残した音楽ジャズフルートの世界大事にしたいです。