この醜くも美しい世界 2 (ジェッツコミックス)
アニメ版は見たことが無いのですが、面白かったです。
次の三巻目で終わるそうなので、長編より短編が好きな人
(僕みたいな人)にはお勧めします。
原作がアニメなので話の内容もしっかりしています。
ポスト「エヴァンゲリオン」症候群作品です。
この醜くも美しい世界 03 [DVD]
学校に通うことになったヒカリ。
「外の世界には様々な色がある」
と期待し、胸躍らせていた彼女だが、学校生活を安寧に
過ごす生徒達を見ているうちにその期待は薄れ始め、そして…。
再び、もう1人の彼女が目覚める。
第五話は非常に身近なカタルシスが描かれていたと思う。
誰もが一度くらい考えたことのある、学校や会社に行きたくない…
という憂鬱感。行きたくなければ、無くなってしまえばいい…という
稚拙ながらも、まさしくその通りの憎悪にも似た感情。
社会のルールに従っている限り、逃れられない運命。
それを断ち切るためにヒカリは宇宙からやってきたのか?
平凡な学生生活描写は、どちらかと言うと80年代のアニメに
よく似た雰囲気があって、ノスタルジィさえ覚え、懐かしい気分に。
第六話のキャンプはやや強引な方法で温泉を出したが、
これも逆に焦らさずに視聴者サービスを提供していると考えれば
潔いのではないのだろうか?
今はこれでいい。退屈な日々を、大切な誰かと過ごす。
いつか、その当たり前だった日々が、とても懐かしく思える日が
きっと来るはずなのだから。この巻はジュブナイル色が濃く、満足できた。
この醜くも美しい世界 05 [DVD]
当初は、今時の美少女アニメと思っていたのだが、見てみるとなかなかに面白い。個人的には第一巻よりも、こちらの方が好きだった。
1巻でメインになった主人公とヒロインでは、恋人同士という感が強かったが、こちらは兄妹、家族という雰囲気だ。
価格もリーズナブルの方なので、購入しても損はないと思う。
所々、後半ののっぴきらない展開への複線も張り巡らせているようで、先が非常に気にかかる。
AA(ダブルエー)
AA(ダブルエー) は清水愛と川澄綾子二人のイニシャル、Aを合わして、名付けられました。『まほろまてぃっく~もっと美しいもの~』と『この醜くも美しい世界』で姉妹を演じた二人が、優しい歌声で歌っております。二つの作品を知っている人なら、歌詞に秘められた思いが伝わってくるはずです。
この醜くも美しい世界 06 [DVD]
最近ガイナも美少女系ばっかりで少しエヴァのときにあった人気が
曇り始めてます。
今回の作品もマホロの製作者に声優、
しまいに美少女SFと
またやっちゃったか?
と思いましたが、これがかなりいい感じです。
何気ない毎日がヒロインの目にはどのように映るのか、
それはまさに醜くも美しい世界なのです。
特にオススメはOP
OPだけならエヴァをも超えるかっこよさ!
好き嫌いはあると思いますが、
少しでも気になるなら購入をオススメします。