Eaten Back to Life
1stアルバムいえども、殺人的な声を持つ前任「クリス・バーンズ」の地を這うようなデスボイスがCannibal Corpseのデスメタルの普遍的ながら独特な雰囲気を演出しています。
当時から周囲のデスメタルバンドのボーカリストよりも音程が低いのはさすがの貫禄があります。
演奏もかなりかっこよくて楽曲のほうには文句なしなんですが、とにかくプロダクションのせいでブルータリティ、迫力が欠けているのが非常に残念です。
あまり音質がよすぎると少々滑稽ですが、さすがにもう少し音質を上げたほうが良いと思いますね。
そこだけが本当に残念でした。
Kill
ベテラン・デス・バンドの十枚目。オリジナル・メンバーであったジャック・オーウェン(G)が脱退し、かつてのメンバーであったロブ・バレットが復帰している。
シンガー交代以降は地味になってしまった印象もあるのだが、前作「THE WRETCHED SPAWN」が久々の好作で、今作も同様の仕上がりである。音楽性に全くの変化はなく、このバンドならではのオールド・スクールなデス・メタルだ。エリック・ルータンによるプロデュースによる音も良好で、気持ち良く聴ける。
最近は新世代のバンドの登場で、ベテラン・バンドには苦しい状況が続いている。コンスタントに活動を続けている彼らには頑張って欲しいものだ。
Live Cannibalism [DVD] [Import]
カンニバル・コープス初のライブDVD。
ライブ(約66分程)+2曲のPV+約24分に渡るリハーサル風景等が収録されています。
選曲は、過去の作品から当時の最新作まで満遍なく網羅されており、見事な演奏を披露してる上に、ヴォーカルのジョージも凄まじい声で歌い上げています。
ただ、インタビューが本編の間に挟んであるのと、画質がいまいちなのと、ライブ本編のみギターの音声が右、左、反対に収録されているのが不満。
それ以外は最高な内容なのでカンニバル・コープスファン、デス・メタルファンの方は必見です。
リハーサル風景等は、殆んどが演奏シーンで、会話は最後の方でファンと少し話をしている程度なので字幕がなくても問題ないです。
インタビューも短いので大して問題ないです。
2曲のPVは白黒ですが、彼等らしいビデオになっています。
Torture
アルバムのクオリティ自体はここ最近の彼等の平均よりやや良い位の出来です。
現在も第一線で活躍する彼等のデスメタルなので、どなたでも(?)安心して聴けます。
彼らはブレません,その証拠にぱっと見るとジャケットにはプレデターみたいなおっさんが一人写ってますが、デジパックの二重構造になっててカヴァーを外すと素敵な事になってます(笑)
名盤「Butchered At Birth」の大人版?なのかな?
あと、どうでもいいですが#4の「Encased In Concrete」の曲名を叫ぶVoが「息しててぇ〜」と、デスメタルにあるまじき発言に聞こえるのは自分だけでしょうか?
Tomb of the Mutilated
オールドスクールデスメタルバンド、Cannibal Corpseの3rdです。
血生臭いとでも言うのか、ドロドロした生々しい音です。
クリス氏の超低音デスボイスは低音過ぎて聞き取りにくいほど。
「Hammer Smashed Face」が名曲です。
またアルバムジャケットセンスがイカしてます!
極悪ブルータル!