The Princess Diaries, Volume I: The Princess Diaries
「私の夢はお姫様になること」保育園か幼稚園くらいのとき漠然とそれを願ったときがありました。
もちろん、レッスンがあるなんてことは考えていませんでしたけどね。
女の子の憧れ(すべての人とは言いません)プリンセスになることって、とっても嬉しいことだとばかり思っていたのに、案外楽じゃないって思った一冊です。
私はまだ続編を読んでいないのでNewプリンセスのその後がとっても気になります。
アン・ハサウェイ/裸の天使 【VALUE PRICE 1500円】 [DVD]
せっかくアン・ハサウェイが奮発しているのに、コンテンツに魅力が感じられない。
単に、裕福な家庭で育ったお坊ちゃまとお嬢ちゃまグループの気まぐれなアバンチュールを楽しむ行動だけ。
たとえ、日頃のハイソな生活に空虚さを求めていたとしても、足を踏み外したとしても、単なる遊びしかないだけ。
そんなところを映画化して、どう受け止めてよいのか理解に苦しみます。
これが、たとえば空虚さを求めて、裏社会にどっぷり染まったとかであれば、それなりの展開により、膨らむ内容があるはずですが、裏の大人の世界をもてあそび、まるでゲームのように、その後始末をせずにリセットをかけるような行動は評価に値しないと思います。
アン・ハサウェイは、この映画に出演するまでは、「プリティ・プリンセス」シリーズの純白の王女様のアイドル的イメージが印象強く、この作品では同じ年に脇役で出演した「ブロークバック・マウンテン」とともに、以前のイメージを変えて、一皮剥ける大判振る舞いを見せてくれたのです。
しかしながら、アイドルが単に豊満な裸体をさらけ出すというだけに留まってしまい、なんら演技力のないものとなってしまっています。
実にもったいないと思います。
でもその後、彼女は「プラダを着た悪魔」以降より、幅広い役者ぶりが見れるようになったようですね。
Princess Diaries [VHS] [Import]
普通のアメリカ人の女の子がヨーロッパのお姫様に変身する物語。彼女は人から注目されたくないと思って生きていたのに、一転して有名人に。
普通の女の子だって、こんなに行儀悪くないのでは?と個人的には思うなあ。グラスをたたいて壊してしまうシーンはアメリカに居た事ある人なら「あるかも」と思うところでは?日本語が途中で3回くらいでてきます。日本語のわかる私達にはくすっと笑えるところ。謝るシーンは特におかしい。
ミヤの品のない英語やアメリカの俗語に、おばあさまが目をむくシーンも面白い。
この映画で王妃様をやっているのが、あのサウンドオブミュージックの彼女だった事が驚きでした。元気な家庭教師だったのに、しっとりした女性になっている!!
ラブ&ドラッグ [Blu-ray]
ジェイク・ギレンホール演じる製薬会社の営業マンは、営業先の病院で出会ったアン・ハザウェー演じる美女に恋してしまう。彼女のことが知りたくて近づくけれど、なかなか彼女の心はつかめなくて。。。という話。
彼女の秘密を知らないときは神秘的に見えて惹きつけられていたけれど、彼女が抱える苦しみを知ってしまったときに、その重荷をどこまで一緒に背負っていけるかを悩みます。
人を愛するということは、相手の苦しみ・喜びを分かち合うこと。
でも、それは簡単なことではないなぁと考えさせられます。
また、製薬会社の営業マンを描くことで、アメリカでサラリーマンをする大変さと医療問題も描かれています。
アメリカで難病に罹ると医療費負担が重く、大変だなあと感じます。
こんなところで。。。というシーンでアン・ハザウェーのヌードが拝める?のですが、彼女がヌードになる必要性がストーリーから感じられなかった私は ちょっとびっくりさせられました。
日本での劇場上映は2011年3月だったため、東日本大震災で上映中止。のちに仕切りなおして上映されたため、日本でのDVD化が他の国に比べ遅くなったようです。