人生は上々だ! [DVD]
ラッセル・クロウの隠れた名作!マドンナがこの作品を観て、彼を一豪州役者からハリウッドへと導いたらしいです。
ゲイの好青年を、等身大にそして繊細に演じています。
父子家庭の、理解ある父親をジャック・トンプソンが実に包容力豊かに好演していますが、
理解がありすぎ、ジェフ(ラッセッル・クロウ)がかえって葛藤してしまうシーンも。
微笑ましいのですが、本人にとっては大問題。
だって相手を連れ込んで、ことイチャついている所に平気で父が入ってきてしまうのですからw相手も萎えてしまいます。
ジェフが、今日はキメル!と意気込み、身支度を整え、父親にその様を意気揚々と普通に
食卓で話すシーンは印象的です。ベビーフェイスのラッセルが、実にゲイ役に合っています。
からみシーンも爽やかですね。
ゲイムービーとしては明るく、セクシャリティーの枠を超え、前向きにさせてくれる作品ですね!
人生は上々なのだ (マーガレットコミックス)
彼の両親の反対にあって駆け落ち同然で同棲をはじめた主人公だが、お金はないし彼の態度は日々悪化の一方。極貧生活の中で、彼の夢を応援してあげたい気持ちと、自分の理想との葛藤に揺れる主人公。
主人公がとにかく健気でカワイイです。読後無性に幸せな気分になれること間違いなし!
服部
アルバムです。シングル曲はどうしても、Aメロ Bメロ サビといった構成の似た曲が多いのでそれをただ集めると、寄せ集めな感じになるのですが、『服部』は違います。それぞれ個性ある楽曲があり、アルバム通して聴いてもまとまりがあります。
コーラスもかっこいいハードロック「服部」
韻を踏む詩が想像力をかき立て、最後に大サビがくるポップの名曲「おかしな二人」
二曲続けての流れが最高な「パパは金持ち」と「君達が天使」
阿部作詞・作曲の民生のボーカルとしての違った魅力を味わえる「逆光」
シンプルなアレンジながら、ユニコーンにしかだせない郷愁のある「デーゲーム」
阿部と民生の掛け合いが最高なパンクテイスト溢れる、ロックンロール「人生は上々だ」
ご存知「大迷惑」
こんなアルバム他にあります?
ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン
中学時代にボウイを聞いて育った私は、なぜかユニコーンだけは聞かずに大人になりました。
いま、iPODに入れて毎日聞いてますが、やっぱいい!!っすね。
なんでアノ頃聞いてなかったんだろーなー。
パフィを生んだユルイポップの才能はやっぱすごいし。どことなくパーソンズぽっい曲もあったりして、当時のバンドブームを思い出したりできます。
ユニコーンの曲って、奥田民生の滑舌のよさもあってか、歌詞が耳に残るじゃないすか。で、
「ぼくらははなればなれ~」とか
「つかれたー」とか「ただ寝るだけ~」とか、
働く男の哀愁、みたいなものが、当時の私にはおっさん過ぎたんだろう。(いまの私には心にしみるが)リアルタイムの頃は、それがなんか後ろ向きで悲観的に思えて、嫌いだったのかも。
でもじっくり聞くと、最終的には、人々を元気付ける歌詞だったのですね。今日もiPODで癒されます。
トゥルニエを読む(上) ーキリスト者の成長と成熟ー
この本はトゥルニエを読む最初の本として
とても良いと思います。
(ただし、内容が濃いため、立ち止まらせられることの多い本です)
以下は「人生の四季」について書いたレビューです。
ある投稿のための仕様のため、あっちには掲載できないんで、
こっちに掲載させていただきます。
人がほんとうの自分(人格)になる経験は、それは
神との出会いの体験に結びついているのだと
トゥルニエは書いています。
トゥルニエはこの本の中で、
人は神に従うこと(みこころを行うこと)と、
自分の才能を発揮すること(個性化、自分自身になること)とは矛盾することではなく、
調和するのだと書いていたように思います。
そして、自発的に神に従うようになる(自我からの解放)以前に、
人は愛され、与えられ、受けなければならないような
意味のことも書かれていたようです。
「キリスト教は人間を抑圧するものか、解放するものか」は本書の中の
著者自身からの問いかけです。本書の途中でいきなり現れます。
問題意識を持って読むとよりよいかもしれません。
トゥルニエは自分自身の若い頃の精力的な活動を暖かく振り返りながら、
宗教組織や種々のプログラム(活発な活動)とは別の次元として、
祈りの生活、黙想の生活などを重んじた信仰生活を
提示しておられるようです。
ともあれ、工藤信夫先生の
「トゥルニエを読む(上) 」あめんどう発行、を
読まれることをお勧めいたします。