聖ルミナス女学院 DVD-BOX
lainの後番組として放映されたアニメ。
当時のファンからは、「黒のlain、白のルミナス」とも言われた。
ミステリーといえば通常、暗くて陰湿な雰囲気をまとい、それが緊張感に繋がるものだが
この作品は、ミステリーでありながら陰湿な雰囲気がなく、代わりに神秘性があり、妙な安心感さえ感じる。
こんな独特の雰囲気をもった作品は、あまり出会った事がない。
色々語りたいのだけど、このアニメが難しいのは見ないとわからない所。
キャラや背景、ストーリーや演出、脚本、シリーズ構成、音楽などがまとまめられてマッチしている作品なのだけど
説明しようとすると難しい。
各話の引きの上手さによって、次々に見続けていける面白さもある。
問題点は、やはり作画か。
当時アナログからデジタルの移行期であり
深夜の低予算アニメは、これに準じた時期でもあり
技術力のあるアニメーターが、まだアナログにこだわってた時期でもあったので
名作は多かったにも関わらず、作画の悪さによって埋もれてしまった物も少なくない。
この作品もその一つに数えられるだろう。
OPERA vol.27 (EDGE COMIX)
表紙は松尾マアタさんの、ジョナサンとポール。
裏表紙は、なんとも気になる事に
ポールが持っていたはずのカップが割れていて、
ポールのネクタイが、ジョナサンの手袋が…。
作中は序章の雰囲気もありますが、
相変わらず一人で悩むジョナサンが可愛いです。
ドーナツが無償に食べたくなって、買いに行きました。
中村明日美子センセの空と原も、もう、鉄板。
中村先生の京都レポも、センセを身近に感じられて面白かったです。
他の作品も大変面白く、続きが楽しみです。
そして次号予告に、草間さかえセンセキタ！
あの話の続き！！
次号を楽しみに、暑い夏を乗り切ろうと思います！！
おやじな!~千夏と巴の場合~ (EDGE COMIX)
工業薬品の流出で都内の女子高生の姿がおじさんに変わってしまい、
そんな彼女(彼?)たちの織り成す恋愛模様を描くコメディ風味の物語です。
中身は女子高生なのだから、周りに好みのおじさまがたくさん居れば
例え元が友達だと知っていても惚れてしまうのも無理はありません。
単行本のレーベルはBLだし、おっさんどもがイチャコラしてる絵面ばっかりですが、
みんな中身は女子高生なわけで、BLというよりは百合やノーマルと捉えた方がしっくり来ました。
元から純粋な男で、元から純粋な男を好きになるキャラも一人もいません。
BL以外は無理という方にはあんまりオススメできませんが、
そうでないなら買っても損はないと思います。
続きも現在連載中なようなので楽しみです。
星空へ架かる橋
正直に言うと、この作品の絵師のファンであるといったような特別な理由が無い限り購入する必要はないと思います。
約一年の延期を繰り返してきた割には物足りない内容ですし、中弛み等もあります・・・fengの作品はこれ以外には『あかね色に染まる坂』しか持っていないのですが、他の方が既に書かれている通り空三部作の完結作としてはいかんせん力不足である事は否めませんね・・・個人的にfengは好きなのですが、この作品のせいで離れたファンもいるのではないかと思います。
まあ、発売直後に比べると値段もかなり落ちていますしお金に余裕のある方は買っていいと思います。・・・・ちなみに自分はフルプライス時に購入しました(-_-;)
評価は、涼香さんの絵で＋☆1
