クラップ・ストンプ・スウィンギン
50年以上前の曲を若いプレーヤー達がどんな風にア
レンジし演奏するのか(おまけにドラムがいないと言うし)
興味があって衝動買いしました。
なかなかユニークな解釈とアレンジが聴きけて
とても気持ち良く楽しめました。
1曲目のオリジナル曲等はなかなか秀逸だと思うので
もっと長時間聴きたかったです。
コレからが楽しみなバンドだと思います。
もう少し今時の若者風にはっちゃけても良かったのかななんて
思ったりもしますが、今後に期待して★5つです。
それにしても関西には面白いやつがいるなあ。
神to戦国生徒会 (1)
ありきたりであざとい設定、読者に媚びるかのようなキャラクター造形、よくあるダメな学園伝奇物。
そう思わせておいて、それだけでは終わらないパワーがこの作品にはあります。凡百の読者では全く予測できない、脳髄がガツンと殴られるような衝撃展開の連続! もう一度、一巻と二巻を通して読んでみてください。そして本誌を追いかけてみて下さい。きっとこの作品は、「娯楽としてのマンガ」はかくあるべしということを思い出させてくれます。
青い文学シリーズ 走れメロス [DVD]
あの太宰治の名作「走れメロス」をベースとしたアニメです。
「メロスは激怒した」・・今でも原作の始めの一文を覚えています。原作に沿った「走れメロス」の話は劇中劇のような形で出てきます。
主人公の高田は「走れメロス」の脚本を依頼されます。書いているうちに思い出すのは学生時代の自分のこと・・。
登場人物は高田と高田の親友の城島。学生時代から高田は劇の脚本を書き、城島は演技の才能を発揮します。しかし高田は自分には脚本を書く才能がないと思い込み暗くなりがち・・しかし城島は高田の才能を信じ、高田を導きます。そんなある日、二人は一緒に東京に出る約束をします。高田が書いて城島が演じる・・そんな夢を抱きながら高田は駅で城島を待ちます。城島は約束しました。「必ず行く。待っていてくれ。」しかし城島は・・。
と、正にメロスとセリヌンティウスのような二人。しかし後半に入っていくとメロスはセリヌンティウスでありセリヌンティウスはメロスでもありというような感じを抱いた作品でした。メロスはセリヌンティウスのために走りました。ではセリヌンティウスは・・?
走るのはメロスだけとは限らない。ストーリーも映像も音もすごく素敵な作品でした。これは見る価値ありです。もう1つの「走れメロス」だと思いました。