New Sensation
あんまり変わってない気がする
歌い方が奥井雅美さんみたいだし
そして良くも悪くも矢吹さんの曲だなと思った。
元から歌はうまいんだけど成長しないって感じかな
期待してる分ちょっとがっかりだった
大君の通貨―幕末「円ドル」戦争 (文春文庫)
1984年に刊行された幕末の円ドル戦争と副題のついた単行本を、当時、大きな驚きをもって読みました。
通貨問題というのは、円の固定相場から変動相場制への移行の話だとばかり思っていたので、まさかそんな遠い昔の時代にも通貨戦争があるとは、思ってもみませんでした。
そして、それが、幕府崩壊の原因になっているとは・・・。
日本史で受験しましたが、全くそんなことは知りませんでした。
ハリスもオールコックも、名前だけしか知らず....全く、新鮮な切り口でした。
当時、日米貿易摩擦、金融自由化という時代でしたので、サラリーマンとして、等価関係をメモしきながら、考え考え、読んだ覚えがあります。
その後2000年に、著者が改稿、再出版したとき、もう一度、最初のときの感動を味わいたいのと、理解の程度を深めたいと思い、2003年刊の文庫版を購入してました。
結局、読むのが相当遅くなりましたが、この夏、読みました。
ほとんど初めて読むような状況で、やっぱり等価関係のメモが必要でした。
そして、最後の方の英国大蔵省のアーバスナットがオールコックに行う説明の項を読んで、全体の流れの整理がつきました。
幕末の頃から、「通貨の機能」という目に見えないものの動きを理解していた人がいた、というのに驚かされます。
まさに、現代に通じる幕末通貨戦争 だと思います。
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TVアニメ「ナイトウィザード-The ANIMATION-」 Characters Vol.1 志宝エリス(CV.宮崎羽衣)
うーん,全体的に値段が割高ですね・・・。
チャラソンは非常にかわいい感じで気に入りましたが。
キャラソンにドラマに声優にカラオケで,この値段ですから。
エリスのFANでなければ,痛いでしょう。
私はエリスが好きなので買いましたが。
歌詞が面白くて,エリスらしい強さが感じられたので。
あとは柊があれば良かったのに・・・。
冬の幽霊たち [DVD]
出演者は佐藤正宏、梅垣義明、久本雅美、柴田理恵など大半がWAHAHA本舗の人。WAHAHAの芸風に多少の抵抗がある私ですが、この作品は良かったと思いました。冬の幽霊…余計寒く感じる作品名ですが、心温まる内容になっています。エンドロールの頃には自然と穏やかな笑みがこぼれ、また見ようかなと思わせてくれる作品でした。
浜町河岸の生き神様―縮尻鏡三郎 (文春文庫)
この話は淡々と大番屋の日常か書かれていて、事件は確かに起こるのですが、愛だの恋だので大騒ぎしたり、刀を振り回したり、関係者がたくさん死んだり、という大事件はありません。
なので、チャンバラ好きな人とか、強烈な人情ものとかが好きな人からすると、ちょっと物足りないかも。
ドキドキワクワクを感じたい人向けではない話ですね。
子を持つ親の気持ちがわかる人が「ああそうそう」と思える、ふとしたときに感じる心の機微のようなものを味わえる、江戸時代の日常を感じられる、そんなお話です。
リアリティ溢れる描写なので、多分年配の方からは嘘っぽくなくて好感が持てる江戸の書き方じゃないかと思います。
この著者の、エラぶらない抑えめのトーンで行間ににじみ出る博覧強記ぶりは好きです。