会計のルールはこの3つしかない (新書y)
単に通常の会計学の教科書をやさしく噛み砕いたものではなく、
会計公準・会計原則を大胆かつ簡潔に整理したビジョンを
提示する意欲作。会計に関する新聞雑誌記事を読んだり
実務的な勉強をしたりするのにかなり役立つと思います。
この本に限らず会計の概念解説書をちゃんと理解するためには、
仕訳を自分の手で書く練習を簿記問題集で別途やる必要は
ありますが。
☆五つにしてもよいぐらいですが、以下の気になる点があったので
四つにしました。
p.23 「企業実態の公準」とありますが、business entityの訳なので
「企業実体」とするのが通例かと。
p.69 減損会計について、「減損の兆候があると判断したら、その資産が
もたらす将来のキャッシュフローを今の価値に割り引き、帳簿上の
価格と比較して、将来の収益力の方が低いなら、そこまで帳簿上の
価格を切り下げます。」とありますが、正しくは、割り引く前の
CFと簿価を比較して、割引前CFの方が低いなら、割引後の
CFまで簿価を切り下げます。(日経文庫「時価・減損会計の知識」
がわかりやすく解説。)
p.187 財務会計の利害調整の構図を強調して説明するのは良いと思いますが、
金を会社の外に出したくないので利益の保守的な計上を求めるのは
経営者よりむしろ債権者では。本文のストーリーの進行上、債権者が
出てきていないので、あとがきではこうせざるを得なかったのかも
しれませんが。船の購入代金を延払いにするケースも本文に入れて
おくとよかったかも。
異邦人
オリジナルを聞いた世代として久保田早紀の「異邦人」は軽やかに流れるように歌っていたの
が印象的で、題名からも世界の広がりを連想させるように聞こえました。
坂井さんの「異邦人」はとにかく声に重量感があって力強い。ZARD初期の作品でも“重さ
”を感じる曲が多く特徴でもあったと思うし、言葉の間隔を微妙にはずしたり、語尾のアクセ
ントを付けた発声などはZARDとして「異邦人」を消化していると言って良いでしょう。ギ
ターの間奏に割って入る力強い歌声は圧巻です。
新曲「グロリアスマインド」に続けて聞いたのですが、全く違和感がありませんでした。
「雨の街を」のオリジナルは荒井由美=ユーミン?でしょうか?、聞いたことがありませ
ん。なのでこのCDで初めて聞いたので比較は出来ませんが、そうするまでもなく良い雰囲気
で歌っていると思います。
松田明子さんのアクセントを抑えつつメロディーに乗せて歌うというのは余程音程がしっかり
している人でないと難しい歌唱だと思います。ZARDで言えば「カナリヤ」でしょうか。
TAKのギターは「異邦人」では刺激的、「雨の街を」ではピアノがメインのようでこちらは曲調
を大切に随分大人しめに演奏しているようです。
きまぐれオレンジ☆ロード The Series テレビシリーズ DVD-BOX
DVDで出ているのを最近知って(遅い)買ってしまいました。懐かし〜!鮎川まどかは今も一番大好きなヒロインです♪
今時のアニメ(否定しているわけでは無いです)には無い良さがあります。
中学総合的研究社会
とにかく体系的に記述・写真・図表が充実しており、「なぜ」という疑問から「なるほど」という快感へ導いてくれる。単なる受験参考書以上に、豊かな教養や素養を与えてくれる。
また、歴史・地理・公民分野が単にわかれているのではなく、相互に参照が可能な形になっているのもとても便利である。立体的・相互的な見通しが得られる構成となっている。