高屋奈月『フルーツバスケット』キャラクターブック
これからフルバを読もうと思っている人には最適だと思います。キャラクターの事や草摩家の事…とにかく色んな情報がビッシリと詰まっています。色んな意味で美味しい一冊です
フルーツバスケット 3 [DVD]
フルーツバスケットは本当に心から出会えてよかったなと思える作品です。私は原作から入ったんですが、アニメにはオリジナルがあっておもしろかったです。主人公の透君がかわいくて健気でいいです。それに欲しいと思っている言葉をくれます。かなりおすすめです♪優しい気持ちになれますよ~
フルーツバスケット 全23巻完結セット (花とゆめCOMICS)
漫画喫茶で読み始めたら涙が止まらなくなり、これはまずいと家で読むために全巻大人買いしました。
登場人物たちの生い立ちや生き方、不器用さからくる切ないエピソードと、主人公の温かい性格がもたらす許し、救いの対比が心の琴線に触れてきます。この話で語られる「救い」はとても懐が深いので、今現在現実に心の痛みを抱えている人が読めば、あるいは癒しがあるかもしれません。
少女漫画にありがちなドロドロな恋愛や陰湿な嫌がらせの類はほとんどないので、男性でもさほど抵抗なく読めると思います。
フルーツバスケット 23 (花とゆめCOMICS)
君が笑いかけてた すべてを溶かす微笑みで……
(アニメ版OPより)
とうとう最終巻。前巻のテーマが『解放』だとすれば、今巻は『飛躍』だろう。
ひょんなことから草摩家へ転がり込んでから、関わる人間に変化をもたらし、
自身もまたトラウマとも言える母との死別を乗り越えここまでの成長を遂げるなど、
恐らくは透本人も予想してはいなかっただろう。
これほどマイペースで、ある意味天真爛漫なヒロインがいるのだろうかと思うほど、
透は笑顔をふりまき、時には涙し、本音を一生懸命ぶつけ、無垢な天使のように振る舞う。
その透もまた、自ら抱える想いを乗り越え、叶え、掴んだ道を歩いてゆく……
最終巻だけに、登場人物総動員で、とてもにぎやか。
それだけに、さまざまな人間模様が見られるが、皆、ほどけた蕾のようにどこかあたたかい。
様々な節目を考えると、今の時期の発売がピッタリだったように思う。
ひとつのちいさな出会いが、後の人生に大きな変化をもたらすことがある。
この作品はフィクションのコミックスだけれど、そんなことを思わずにはいられない。
長年草摩の人間を縛ってきた『呪い』でさえ、ごく少数の人間にわだかまりを残すのみで、
非常に最終巻らしい最終巻だった。
結局『呪い』ってどういう力が働いていたの? 何故『呪い』をかけることができたの?
どうしてそれが十二支で、猫だけ酷いものだったの? と、やはりどうしても
突っ込みたくなってしまうところがあるが(笑)、作品の根本を疑うことになってしまうから、
そういう疑問は野暮なのだろう。
今はただ、「おめでとう」。とだけ送りたい。
フルーツバスケット 4 [DVD]
アニメ「フルーツバスケット」の中では、収録されている3話ともコミカルな印象の巻です。どれもテンポよくまとまっていて、観た後は温かい気分になれるのはいつも通り。原作ほど深くキャラクターが描かれていないところは物足りなく感じるかもしれませんが、アニメならではのテンポのよさが楽しい作品です。特に、夾くんが走り回る場面がいちばん多く見られる巻ではないでしょうか(笑)井上和彦さんがひとことだけの出演というぜいたくな回もあります。
3巻までと比べて、難をつけるとするとブックレットがいまいち面白くなかったことかな..早くもネタ切れの印象を受けました。映像特典は、おまけだと思うと面白いかな、という感じです。